画像出典:https://www.bmaxit.com/MaxPad-I9-Plus-NEW-pd774216098.html
Amazonを徘徊していると、とにかく安い10インチAndroidタブレット、BMAX I9 Plusを発見。
スペックが気になったので調査したので、その結果をまとめます。
BMAX I9Plus
スペック
BMAX I9 Plus | |
---|---|
OS | Android 14 |
SoC | Rockchip RK3562 |
メモリ | 4GB + 仮想8GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 10.1インチ IPS液晶 解像度:1,280×800(HD) |
バッテリー | 6,000mAh |
リアカメラ | 500万画素 |
インカメラ | 200万画素 |
スピーカー | ステレオ |
セキュリティ | 指紋認証:非対応 顔認証:非対応 |
防水防塵 | - |
サイズ(mm) | 245 x 163 x 10 |
重量 | 500g |
価格 | 約10,000円 |
ベンチマークスコア
SoCにはRockchip RK3562を搭載。
AnTuTuベンチマークスコアを調査したところ、15万点ぐらいの模様です。
AnTuTuスコアの目安は下記のとおり。
Antutu Ver.10 スコア | 動作の目安 |
---|---|
100万点以上 | 動画編集からゲームまで、なんでもOK |
60万点以上 | 軽い動画編集から動きの少ないゲームなら大体イケる |
45万点前後 | 普段使用で困ることは無いです |
35万点前後 | ちょっと動作のもたつきが気になり始める |
15万点~25万点 | 必要最低限です |
15万点以下 | 動画鑑賞用。マルチタスクは無理 |
ランクは一番しただけれども、価格からすると相応の性能といえます。
特長
BMAX I9 Plusの特長
- Amazonで1万円ぐらいの販売価格
- HD画質のディスプレイ
- Widevine L1に対応
- 6,000mAhのバッテリー
- WiFi6に対応
- ステレオスピーカーを搭載
BMAX I9 PlusはAmazonで1万円ぐらいで販売されています。セールを狙えば1万円を切ることも。
ディスプレイはHD画質の液晶ディスプレイが採用されています。
またWidevine L1に対応しているから、要はAmazonプライムビデオとかで、高画質の画質を選ぶことができる。
これに対応していないと、低画質でしか見れないから10インチで見るなら対応しないと厳しいけれど、BMAX I9 Plusは対応しています。
また6,000mAhのバッテリーを搭載しているから、タブレットらしいバッテリー持ちを実現。
Wi-Fi6に対応しているから、これまでのWiFi5より電波が届きやすくなっています。
そしてスピーカーはステレオスピーカーを搭載。
Amazonレビューを見ても、1万円にしては満足できる音質らしいから、格安タブレットとしては合格点ではないでしょうか。
メリットは安さ。とにかく安さ。
BMAX I9 Plus のメリット
- 1万円で買える安さ
- 安いのにステレオスピーカー
- 安いのに大容量バッテリー
- 安いのにWidevine L1対応
BMAX I9Plusのメリットは、何と言ってもその安さ。
基本的に1万円ぐらいの価格で、セールじゃなくてもクーポンとかで実質1万円ぐらいで買える。
動画を流しっぱなしにするだけならスペックが低くても大丈夫だし、エンタメ消費用と考えるなら許容範囲のスペックです。
まぁ正直タブレットって動画を再生する時間が圧倒的に長いし、ほぼ動画再生専用機みたいなところがあるから、Antutu15万点ぐらいでもなんとかなりそうな感じはする。
スペックが必要ならBMAX I9 Plusを検討することもないだろうし、I9 Plusを候補に挙げる時点でスペックは求めてないでしょう。
GoogleのGMSを搭載したタブレットが1万円で買えることに意味があります。
弱点は画面と処理能力
BMAX I9 Plusの弱点
- ディスプレイの解像度の低さ
- 処理能力の低さ
1万円で買えるわけだから、弱点がないはずがないんです。
そもそもI9 Plusで上げた特長だって、1万円で買える割にはっていう枕詞がつくから、期待してはいけない。
それでも画面が1,280×800のHD画質で液晶ディスプレイだから、解像度は低めで有機ELと比べて見えにくいディスプレイであることは簡単に想像できます。
それにSoCがRockchipのRK3562っていうあまり聞かないもの。というか初めて聞いた。
そのAnTuTuスコアが15万点ぐらいとお世辞にも高いとは言えない。
マルチタスクはもちろん無理だし、ネットサーフィンすら危うい。
完全に動画再生専用機として使うのが吉です。
ライバルはFire HD8 or 10
まとめ
- 1万円の10インチタブレットでGMSが欲しいならI9Plus
- AmazonプライムがメインならFire HDシリーズ
- どちらも保証期間は1年間
この価格帯だと、ライバルになりうるのはAmazonのFire HDシリーズ。特にHD8とHD10。
それぞれの比較表がこちら。
BMAX I9 Plus | HD10 | HD8 | |
---|---|---|---|
Antutuスコア | 約15万点 | 約30万点 | 約17万点 |
GMS搭載 | 〇 | -(独自OS) | - (独自OS) |
価格(セール時) | 約1万円 | 12,980円 | 約1万円 |
Fire HDシリーズはAmazonが販売してるから品質は多少安心できるし、Amazonアプリとの相性もよくてスペックのわりにサクサク動く。
HD10はI9 Plusとほぼ同じ大きさでFHDディスプレイだから、より鮮明なディスプレイです。
Amazonプライムに入っているなら、Fire HDのほうが幸せになれるかもしれません。
でもGMSを搭載していないから、Youtubeの公式アプリを正規の方法でインストールすることはできず、Androidじゃないから他端末との連携もなし。
Amazonプライムに入っていないなら、GMSを搭載したBMAX I9 Plusのほうが使いやすそうではある。
そのあたりは自分の環境に合わせて選ぶのが吉。もちろん買う買わないも含めて。
保証期間は1年ついているから初期不良があっても怖くないし、動画再生専用機としての導入がおすすめです。