動画撮影中に三脚が倒れる
とある家族のイベントで、三脚にメイン機材たるLUMIX G99D と LUMIX G 25mm/F1.7 ASPHを取り付けて動画撮影をしていました。
撮影もひと段落して、三脚にカメラをつけっぱなしにして少し目を離すと・・・ガシャーン。
あーあ、やっちまったよ。倒れないと思ってた三脚が倒れて、G99Dとレンズが見るも無残に地面に転がっていました。
あわててカメラの機能チェックをしたところ、撮影や動画撮影はできる。ボタンも動く、レンズフードは割れたが絞りも動く。
これもしかして大丈夫じゃね?と淡い期待が膨らみます。以前にもカメラを落としていて気を付けてはいたけれど、三脚が倒れるのは想定外だな~。
その時の記事はこちら↓
基本通りストラップを巻いておけばよかったと後悔しながら帰宅。
かえって点検してみると見事にG99Dの手振れ補正が壊れていました。
いや電源を入れると動くんだけれど、電源オフにするとセンサーがふにゃふにゃ動いて明らかにおかしい。
ということで点検に出します。
レンズは全損、カメラは手振れ補正がお釈迦に

カメラを修理点検に出す
パナソニックのカメラなんで、手続きは簡単でした。
パナソニックの修理受付のページから修理を申し込み。
あとはメールに届いたとおりに梱包して発送すればおしまい。手続き自体はめっちゃ簡単です。
レンズは全損、カメラは修理代約6万円弱
後日パナソニックの修理受付センターから連絡があり、まとめると
- レンズはオートフォーカスの挙動がおかしく全損
- カメラは手振れ補正が壊れていて、修理代は約6万円弱
- 新品レンズ2.4万円とカメラ修理代で8万円ちょっと
となんとも無慈悲な結果が。まぁ落とした自分が悪いんだけれども。
両方とも買い替え決定
レンズは買いなおすしかないとして、カメラをどうするか悩みに悩みました。
G99Dの後継として、G99M2が発表・発売されたけれど、機能的にはSSWFがなくなって実質ダウングレードした感が否めない。
修理するとしても、交換部品は手振れ補正を含むセンサーユニットのみだし、もし基盤とかにダメージが入っていて急に壊れたら困る。
いろいろ悩んだけれど、G99M2に買いなおすことにしました。
う~ん。痛い出費だな~。
カメラの落下対策
ストラップは常にすること
今回の反省点は、ストラップをしていなかったこと。
よもや三脚が倒れるなんて思いもしなかったけれど、検索してみると結構転倒させているケースがあるみたいです。
もっと高価なカメラやレンズを破損させている方もいらっしゃるみたいなので、私のケースはまだましな方だったのかも。
とりあえず、三脚をしていてもストラップは首に掛けたり、手に巻き付けることはせなイカンです。
付属のストラップでもいいけれど、首から下げるなら柔らかそうなストラップでもいいかも
これとかおしゃれで柔らかそうでいい感じ。
三脚を放置するときはカメラも取り外す
今回の失敗は三脚にカメラを取り付けたまま放置したことにある。
ということで、三脚から目を離すときはカメラを取り外してカバンに入れるなり、首から下げておくなりの対策をすることで三脚転倒からのカメラ破損のリスクはなくせます。
三脚には基本的にクイックシュー的なものが標準装備されているから、これを活用すれば簡単に取り外しできます。
もしも取り付けるカメラが複数あるときは、アルカスイス規格のクイックシューがおすすめ。
とくにUlanziのクイックシューは出来が良くて価格も低めです。
携行品損害保険
携行品損害保険に入っていた
カメラを落とした時に備えて、携行品損害に入っていました。
私が持っているカメラは高価格なものはほぼないから、上限10万円のものを契約。
振込まで時間がかかったけれど、総額7万円ぐらいの保険金が下りたから、かなりありがたいです。
カメラを買ったら、なんでもいいから携行品損害保険に入ることを勧めます。
楽天超簡単保険が安い
ちなみに、楽天超簡単保険にある「持ち物サポートプラン」は安くておすすめ。
- 保険金10万円までなら1,530円
- 保険金20万円までなら1,990円
と安い。家族型を選んでも、10万円までで3,000円台だから家族もカメラを持ち歩くなら入っておくと安心。
スマホやノートパソコンは対象外だから、ほぼカメラ専用保険と化しているけれど、他のものにも使えるから入らない手はない。
ちなみに自転車保険とかいろんな保険があるから、一度覗いてみるのもいいと思います。
改めて基本に忠実にすることを決意
今回はちょっとした油断で、諭吉あらため栄一が数人羽ばたいていくことになりました。
保険に入っていたからダメージは軽減されたけれど、事故はないに越したことはない。
だからこそカメラの落下対策は念を入れる必要があるし、三脚の転倒対策も必要になってくるかも。
前回と違ってカメラも壊れたことだし、次のカメラは長く使いたいからストラップは必ず首から掛けて事故を防ぎたい所存です。