スマホ用ジンバルとして買ったHohem iSteady X。
スマホの手振れ補正をよくしたくて買ったのはいいものの、結局は手放しちゃいました。
手振れ補正は強力だったものの、スマホの携帯性が損なわれて、結局持ち運ぶのが面倒になり使わなくなりました。
そこでHohem iSteady Xのレビューをしつつジンバルの必要性を考察していきます。
ただし買った後に手放しちゃったので、覚えている限りのレビューになります
ブログ始めるなんて思ってなかったんや。。。
Hohem iSteady X

Hohem iSteady X | |
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重量 | 259g |
最大スマホ重量 | 280g |
スマホサイズ | 55mm~90mm |
作動時間 | 最大8時間 |
充電時間 | 2.5時間 |
バッテリー | 2000mAh |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
3軸の電動スマホスタビライザーです。
スマホのジンバルと言えば思い浮かべる形をしています。
最大スマホ重量が280gなんで、ほとんどのスマホなら大丈夫です。
有名どころではDJI OM 4 SEやOM 5がありますが、3軸もあれば強力な手振れ補正をしてくれます。
三脚や携帯バッグも付属していて、保管や持ち運びに困りません。
ジンバルは手振れ補正のみ
手振れ補正こそが存在意義
手振れ補正は強力の一言。
当時はGALAXY A7を使っていたんですが、これは手振れ補正が弱すぎて動画の歪みやちらつきが激しかったです。
ジンバルを使えば手振れ補正がなくても、とても滑らかな映像を撮ることができます。
これは期待通りというか期待以上。
もしも手振れ補正が期待外れじゃないかって不安なら、安心して買ってください。
特殊な機能は使わない
ジンバルが欲しいなら良く考えてください。
手振れ補正が欲しいからジンバルが欲しくなったんですよね?
もしもそうならちょっと落ち着いてください。
iSteady Xだとこんな機能もあります。

こんなクルクル回る動画も作ることが出来ますが、これって使う予定はありますか?
クリエイティブな動画撮影ならいざ知らず、普段の撮影だと使わないですというか使ったことないです。
なのでいろんな撮影モードがありますが、おまけ程度で考えたほうがいいかもしれません。
アプリと連携しなくても使える
スマホ用ジンバルのほとんどには、専用のアプリが付いています。
このアプリでいろんな設定が出来ますが、使うたびにスマホとジンバルを接続するのは面倒です。
でもHohemのジンバルはスマホと接続しなくても、電源をつけてスマホを取り付ければ手振れ補正はしてくれます。
いざ使うときに面倒な設定をしなくていいので、これは便利機能です。
使わなくなった理由
スマホの手振れ補正が強力
買ったときはGALAXY A7という手振れ補正が弱いスマホを使ってました。
でもスマホをPixel4a 5Gに買い換えてからは、強力なスマホの手振れ補正で十分です。
スマホの動画は
スマホで撮る時
- 旅行先での動画撮影
- 子どもが遊びまわっているとき
- 誕生日などのイベントの時
こんなときに使っていたので、Pixel4a5Gでもいい動画を撮ることができました。
iPhone13の手振れ補正についての記事もあるので、良かったら読んでください。
スマホが持ちにくい問題も、

こんなホルダーを使えば解決です。
セッティングするのが面倒
折りたたんだジンバルを開いてスマホをセットして。。。
ふとした動画を撮りたいときに、スマホとジンバルの両方を取り出して撮るのは面倒くさい。
結局スマホしか取り出す機会が多く、ジンバルを使うのはごく限られたときになりました。
手間がかかると使わなくなる典型です。
荷物になる

結局スマホで動画を撮る時に、ジンバルって必ず必要なものじゃないです。
だから使わない時は荷物になって、大きなバッグが必要になったり管理が面倒になったり。
そして畳んだとしてもスマホより大きいです。
毎回必ず使うなら必要ですが、強力な手振れ補正を持っているスマホを持っていると存在意義が薄れます。
スポーツするときに使えない
スポーツをするときはスマホでの撮影はちょっと合いません。
その時のためにアクションカメラが存在するので、ジンバルで強力な手振れ補正を手に入れてもスポーツでは使いずらいです。
スポーツをするときの撮影はGoProが一番便利です。
必要な場面
映像作品を作る場合

クリエイティブな映像作品だと、一切の手振れが無いシーンを撮らんとイカン時があります。
そんな時はジンバルがあったら便利です。
YouTube用の映像作品だと手振れや視点移動が滑らかな方が良いです。
ただしホームビデオレベルだと、見返すのは自分や家族なので必要ないかもしれないですね。
手振れ補正が弱いスマホを使う場合
安いスマホだと手振れ補正が絶望的に弱かったり、そもそも手振れ補正が付いていない機種があります。
そんな時はジンバルの出番です。
まるでiPhoneのような手振れの無い滑らかな動画を作ることができます。
でも最近のスマホってエントリーモデルでも値上がりしていて、逆にミドルレンジでもPixel5aやiPhoneSEのように手振れ補正が強力なものもあるので、ジンバル代を足してミドルレンジのスマホを買う方が幸せになれるかもしれません。
買う前に撮影技術を磨くのが先
結局のところ、ジンバルを使っても撮影方法や構図が滅茶苦茶だと、良い動画は撮れません。
自分にも言えることですが、撮影技術失くしていい動画は撮れないと思っています。
だから手振れを抑えたところで、編集技術や撮影技術が伴ってないといい動画が撮れません。
だからホームビデオ程度の記録動画を作るなら、ジンバルを買うよりも手振れ補正が強力なスマホを持った方が幸せだと思いました。
ということで、
ジンバルが必要な時
- クリエイティブな動画を作る
- 動画撮影技術を高めたい
- 手振れ補正がないスマホで動画を撮る
ジンバルが不要な時
- 強力な手振れ補正があるスマホを持っている
- ホームビデオを撮る
- 手間<手軽な撮影な時
と考えて、僕にはジンバルがいらないことに気が付きました。
だからiSteady X君にはメルカリで旅立ってもらうことにしたんです。
それから1年以上経ちますが、ジンバルが必要だとおもったことがないので、その時の決断は良かったんだとおもいます。
とりあえず手振れ補正が欲しいなら、強力なスマホへの買い替えを検討するのが先で、それでも欲しいならHohemのジンバルはオススメです。