カメラ カメラ・ガジェット

GoProでよく使う機能は何?そもそも最新GoProって必要なのか

2022年10月28日

※当ブログの記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

GoProは軽量・小型・超広角なアクションカメラ。

毎年アップデートされて新型が発売されているけれど、果たして買い替える必要はあるのか?使っている機能は何なのか?そもそもGoProって必要?

ということでGoProがある生活で出来ることを紹介します。

結論をいうと刺さる人には刺さるとがったカメラなので、これから買う人は熟考が必要と思います。

最新GoPro HERO11で出来ること

出典 https://gopro.com/ja/jp/shop/cameras

2022年秋に新作のGoPro HERO11が発売されました。

HERO11の発売に伴って公式ストアではHERO9以前のGoProは終売。プロセッサーを新調したHERO10とHERO11、あとは360度カメラのMAXのみの販売になりました。

最新のHERO11で出来ることはたくさんあるんだけれど、そのなかでも主に使うことになりそうな新しい機能は

  • HyperSmooth5.0による強力な手振れ補正
  • カメラがどこを向いても水平を維持する水平ロック機能
  • SuperViewを超えた超広角、HyperView
  • 10m防水による水中撮影
  • 8:7映像による取りこぼしの防止

ってところがセールスポイントです。HERO11で一番進化した8:7という画角は普通の映像作品では使いませんが、縦に広く撮影することによって

出典 https://gopro.com/ja/jp/shop/cameras

こんな感じで後からのトリミングで必要な範囲を調整できます。だから被写体が切れていて撮影されてなかった!なんて事態を避けられます。

またHyperViewといって、8:7を16:9に加工して録画することによって超超広角な映像を撮影できます。

出典 https://gopro.com/ja/jp/shop/cameras

より広い画角で撮影できるので、これはHERO11の魅力的なポイントといえるかもしれません。

しかし公式サポートによると8:7やHyperViewは

  • 5.3K/30/24
  • 4K/60

にしか対応しておらず扱いやすい1080pでは撮影できないみたいです。これは動画ファイルの重さや編集を考えると厳しいところです。せめて1080pには対応してほしかったですね。

それに水平ロック機能といって

出典 https://gopro.com/ja/jp/shop/cameras

こんな感じで、逆さを向いていても常に地面を下にして撮影できます。

ただしこれはリニア画角のみとなっていてスマホのメインカメラと同じ画角でしか使えません。ぶっちゃけ超広角で撮るからGoProを買うわけなので、はっきり言って使わない機能です。

他にはナイトモードで星空動画の撮影ができる機能が追加されていますが、GoProはアクションカメラなんです。普通のカメラで出来ることは求めてないです。ということで夜空の動画撮影機能の解説は割愛してます。

そもそもGoProに求めるものは?

今やスマホのカメラが綺麗になりすぎて、正直なところスマホ一台でなんでも撮影できるってのが現状です。この時代にあえてGoProを買うのなら、それ相応の理由がなければならんです。

つまりスマホで出来ないこと、スマホじゃ撮影したくないことを代わりにやってもらいます。すなわちスマホが壊れそうな撮影スマホじゃかさばる撮影のときスマホとは別の方法が必要になります。

そしてそんな要望に応えるのがアクションカメラ『GoPro』なんです。

つまりGoProとは要は

  • 強力な手振れ補正
  • 超広い画角
  • 高い耐久性
  • 小型な本体

がGoProの正体であり求められていることなのです。だからこの特徴にあった機能が求められた機能ということです。

HERO11とHERO9

機種名GoPro HERO11 BlackGoPro HERO9 Black
発売日2022年9月17日2020年9月17日
撮影可能な解像度・FPS最大5.3K60最大5K30
手振れ補正HyperSmooth 5.0HyperSmooth 3.0
防水性10m10m
ボイスコントロール
水平ロック機能360度45度
公式価格※サブスク込み58,000円終売 ※購入価格43,000円

HERO11は持っておらずHERO9を使っているわけなので比較表を作りました。

見てみると実質的なスペックはほとんど一緒です。5.3Kどころか4Kすら使わないので、ほとんど一緒の性能といっていいでしょう。手振れ補正が進化していますが、HERO9でも十分補正が効いているので満足できています。

HERO9で実際に使っている機能

SuperView

4.3の画角を16:9に無理やり引き延ばしているのがSuperViewです。両端に魚眼レンズ感が出ていますが、広い画角を撮ることができるので重宝してます。

このSuperViewはiPhoneの超広角カメラより広い画角で撮影できます。だからよりダイナミックな撮影が可能になるし、子どもと遊んでいても撮りこぼしがなく確実にわが子をカメラに収めることが出来ています。

個人的にはSuperViewこそGoProを選ぶ理由です。

タイムワープ

出典 https://gopro.com/ja/jp/shop/cameras

タイムワープとはタイプラプスというコマ送りの動画に手振れ補正を加えたハイパーラプスのGoPro版です。

普通のカメラで早送り動画を作ると手振れでエライことになるけれど、タイムワープのおかげで早送り動画を簡単に作れます。

こんな感じの動画をGoPro一台で作れます。車に積んで回したり、移動中に回したりすることでワープしたような動画を残すことが出来ます。

動画編集するときにちょっとだけ挿入することで単調なシーンをごまかせます(笑)

登場頻度は少ないですが、欲しい機能です。

でも超広角映像はスマホで撮れる

GoProは超広角カメラで撮れる!素晴らしい!と推しています。

でもこれってiPhoneでもできませんか?

こんな感じでiPhoneでもできます。もちろんGoProはアクションカメラなんで手振れ補正に差は出てきますが、激しい動きじゃなければiPhoneでも十分だと思いませんか?

手振れ補正のほかにも画質や画角でGoProのほうが一歩上ですが、果たしてGoProを買ってまで欲しいものかな~というところ。

こんなのがあればスマホでもGoProっぽくウェアラブルに運用できます。

高画質・高耐久に5万円をつぎ込めるか

iPhoneと比べてもGoProは素晴らしい画角と画質です。あと手振れ補正も抜きんでてます。スマホの中ではiPhoneがトップを走ってますから、iPhoneに勝てるならGoProに勝てるスマホは無いでしょうね。

ただしGoProはHERO11はアクセサリー付きで58,000円。型落ちのHERO10でも51,000円。予備バッテリーとマウントがついてくるのでHERO11のほうがお得感が出てますがそのマウントを使うかどうか。

HERO11 MINIっていうさらに小型のGoProもありますが、バッテリー交換ができないので旅行の時に間違いなく困るから却下。これは同じ内臓式のHERO7 WHITEで体感済みなので間違いないです。GoProは内臓バッテリーじゃきついです。ちょっと断線したので戻ります。

とにかく6万近くあったら新しいスマホを買えるし、ミドルレンジスマホからハイエンドスマホにグレードアップだって可能。しかもiPhoneを買っとけば超広角カメラに加えて超高性能なメインカメラまでついてきます。

果たして

  • 強力な手振れ補正
  • 超広い画角
  • 高い耐久性
  • 小型な本体

に5万円以上のお金をつぎ込めるか。そこが争点です。

個人的にはGoProを買ってよかったです。広い画角にきれいな画質。多彩なマウントで両手を離して撮影できるのはホームビデオ作りにぴったりです。でもこれは画角が狭いスマホを使っているからの話で、もしもiPhoneを買っていたらこのメリットを最大限享受できていたかは不明なところ。

ただGoProを買おうとしている人はアクティブシーンでの撮影をお望みだとおもうので、それだったらGoProは期待に応えてくれます。間違いなく。

それでも最新のHERO11は微妙なところです。もはやGoProはHERO8でほぼ完成しているので、今新品を買うなら型落ちのHERO10で十分です。

GoPro公式サイトはこちら

-カメラ, カメラ・ガジェット