コンバースのスタンダード、オールスター

公式ホームページによると、オールスターは1917年にバスケットボールシューズとして生まれました。そしてアメリカのプロバスケットプレーヤー「チャールズ・H・テイラー」がオールスターを履いてプレイしたことから普及したとあります。
100年前とほとんど姿が変わることなく生産されていて、僕が初めて買ったスニーカーでもあります。それからは”スニーカーといえばコンバースオールスター”として履き続けました。コンバースには色んなモデルがありますが、オールスターしか買ったことがないです。それくらいオールスターはコンバースの定番中の定番なモデルなんですね。
かれこれ5足のオールスターを履いてきましたが、ソールは凄く丈夫で、どれだけ歩いてもソールは無くならなかったです。レザーを買うまではキャンバス地を履いていましたが、ソールよりもキャンバス地がダメになって履き替えてました。
ってことは、「キャンバスじゃなくてレザーにすれば長く履ける!」ということでレザーモデルを買ったわけです。これが大正解で、値段は倍ぐらいしますが履き続けても痛みが少なく、耐久性は高いです。
サイズ感を比較
他の靴と比較
シューズ名 | サイズ | 備考 |
---|---|---|
コンバース オールスター | US8(26.5cm) | ピッタリ |
レッドウィング ポストマン | US8(26.0cm) D | ピッタリ |
レッドウィング 8134 | US7.5(25.5cm) D | なじんでピッタリ |
リーガル 2504 | 25.5cm 2E | ピッタリ |
テクシーリュクス | 25.5㎝ or 26.0cm | 試し履き・新品状態・26.0だとやや大きい |
ケンフォード | 25.5cm | 試し履き・ピッタリ |
クラークス デザートブーツ | UK8(26.0cm) 2E | インソール有りでもやや大きい |
ニューバランス CM996 | US9(27.0cm) D | ピッタリ |
ランニングシューズ | 27cm | やや大きめ |
履いている・履いていた靴のサイズの一覧です。
実測の足サイズは
25.0cm
くらいです。
幅(ワイズ)は狭め

コンバースの足幅は狭いです。ワイズでいうとDワイズぐらい。
自分の足は甲低幅狭で、よく耳にする「日本人の足に合わせた幅広設計」なんて靴は全然足に合わないです。
だから幅が広い人だと幅に合わせたサイズで履いている人が多いです。紐の穴が多いので、革靴と違ってフィット感を紐で調整できるから多少サイズが大きくても靴ひもで調整できるのはメリットの一つです。

ちなみにアメリカ表記だと
26.5cm=US8
ですが、多くの場合US8=26.0cmでサイズ換算されているので、ちょっとイレギュラーなサイズ感です。コンバースに限らずスニーカーはメーカーの色があるので、実際に履いてサイズを確認するのは鉄則です。
レザーなオールスター LEA ALL STAR OX
レザーは革靴とは違う感じ

アッパーレザーは柔らかい革が使われているけれど、ビジネスシューズの革よりも薄くて革靴とはちょっと違う。磨いても革靴のように光はしません。でも薄くて柔らかいおかげで、履いてすぐでも足になじんで革靴によくある靴擦れがないです。

光らないといっても革は革なので、お手入れしたらしっかりと綺麗になってくれます。
キャンバス地だと「色落ちしてきたな~」とか「生地がボロボロだな~」となりがちですが、レザーだと磨けばキレイキレイ。やっぱり靴はレザーの方が長持ちしそうだと思います。
紐やソールはオールスターと同じような感じ。レザーならオイルを塗っておけば雨でも染みこまずに済みます。でも防水加工はされていないので、タンのところから水は入ってくるから雨は避けたほうがいいかもしれません。
ちょっと硬い履き心地

さすが100年前のシューズとだけあって、最近のスニーカーと比べるとクッションは硬いです。重さもニューバランスより重くて、いわゆる”ローテクスニーカー”って感じです。歩きやすさだとニューバランスの方がいいです。
でもそれは”とっても歩きやすいスニーカー”と比べた場合で、革靴よりは当然歩きやすく長時間歩くと差が出てくる程度。
旅行時もコンバースで行くことはありますが、1日2万~3万歩の旅行でも全然大丈夫です。それだけ歩いたらどんなスニーカーでも疲れますからね。
ソールが硬いので、耐久性も高いです。ニューバランスだとすぐにソールが削れるんだけれど、オールスターのソールは硬いのもあって、かかとがあまり削れないです。だから靴がダメになるまでが長いので、買い替え頻度が少なくて済みます。当然トータルのコストが少なくなるから、経済面でもいい感じ。

ちなみに普通のオールスターと違ってインソールは取り外すことができる。でもほぼ専用設計みたいなものなので、100均とかのインソールは代わりにならなさそうです。きれいに履き続けるのなら細菌の原因になる汗を抑えないといけません。そんな時はデオナチュレ。これを塗ると汗と細菌の繁殖を抑えてくれます。
サイズが決まれば買い替えも簡単

デザインはもちろん、コンバースはサイズも変わらないので自分の足に合うサイズがわかれば、買い替えのときも足のサイズを気にする必要がなくなります。スニーカーは消耗品なところがあるので、いつでも新しい靴をすぐに買えるのはラクチンです。
コンバースに限ったことじゃないですが、規格化されているって最高。それにオールスターは色んなバリエーションがあって、サイズは同じなのにいろんなデザインが楽しめるのもいい。革靴とかは同じメーカーでもサイズ感が違いますからね。
レザーは磨けばキレイになる

繰り返しになるけれど、レザーなんで手入れすれば綺麗になってくれます。
紐の穴が多いので、ビジネスシューズの手入れと比べると面倒な感じがありますが、靴ひもを通したままでもタンを磨くことができます。だから、いちいち靴ひもを外さなくても大丈夫。

それにスニーカーというのもあって、革もビジネスシューズほどデリケートではなさそうです。多少雑に磨いてもシミとかムラが出にくそう。
大人っぽい足元をスニーカーで

革製品を取り入れたほうが大人っぽくコーデができるので、おしゃれに無頓着な私でも、それなりの格好ができます。
キャンバス地のオールスターよりも丈夫なので、ソールがダメにならない限り使い続けられます。ソールの修理はできるみたいだけど現実的じゃない。だから一生モノには出来ないです。
それでもやっぱりスニーカーなので、革靴よりも安いし歩きやすいしで使い勝手はすごくいいです。
100年も人類に愛されているコンバースオールスター、一つだけ選ぶならレザーはいい選択肢ですよ。