マキタ CL107FDSHWを買ったきっかけと理由
詳しい買った理由はこちら。
コード式掃除機は「コードの範囲しかかけられない」という欠点があって、コードを抜き差しして移動するのが面倒くさい。
でもコードレス掃除機だと家全体を掃除するにはバッテリーが足りない。ということで
- サブ掃除機として
- 手軽に掃除機できるコードレス
- 価格は1万円代
- 駆動時間が長いほうがいい
という条件で選んだのがCL107FDです。
ショートパイプだけは簡易包装。箱は意外とコンパクト。
同封品一覧。ダストバッグは本体にセット済みです。
充電器が大きいから、買う前に置き場所を考えておいた方がいいとは思う。
コードレス掃除機 CL107FDSHWの特徴
軽量小型で気軽に掃除できる
CL107FDSHW+サイクロンのスペック
吸引力 | パワフル32w・強20w |
重さ | 1.45kg |
集塵方式 | 紙パック+サイクロン |
駆動時間 | パワフル10分・強12分 |
付属品 | 紙パック(10枚)・ダストバッグ・ノズル・ストレートパイプ・サッシ(すきま)用ノズル |
最大魅力は軽さ。
バッテリー込みでの重量が1.1kg。サイクロン付きで1.45kgとめっちゃ軽い。長さも1mを着る960mmと取り回ししやすいサイズで手軽に使うにはもってこい。
ダイソンなら軽量モデルで1.5kg、売れ筋モデルのV10で2.58kgだからマキタの軽さには敵わない。
3歳児でも取り廻せるくらいに軽いので、掃除が気楽になりました。
動作は手元のボタンで行います。二つしかないからシンプル。
「強」→「パワフル」→「標準」の順番で動きます。
ストラップはしっかりしています。掛けるフックが強力なら吊り下げておくことも可能。
22分で充電できる10.8Vバッテリー
バッテリーは10.8V。いきなり言われても訳わからないとおもうけれど、パワーのあるコードレス掃除機って18Vとか20Vを超えていたりする。
吸引力を表す吸引仕事率は最大32wとホコリや髪の毛なら十分なパワーだけれど、ビーズとかの大きなゴミは厳しい数値。
駆動時間は最短8分と短い。でも付属の専用充電器だと22分で充電完了だから休憩している間に電池MAXになります。2個3個あれば豪邸だって掃除できちゃう。
ヘッドが簡素でお手入れ不要
ヘッドはタービンブラシも何もない簡素な設計。だからホコリや髪の毛が絡まって、掃除機の掃除をする手間が省けます。
タービンブラシって意外とすぐ汚れたり絡まったりするので、手入れが面倒なんですよね。
気が付いたときにさっと掃除していつでもキレイにできる。そしてメンテナスフリー。気軽に使いたくなる掃除機です。
手入れが楽な紙パック式
マキタのコード式掃除機はカプセル式と紙パック式があるけれど、CL107 は紙パック式。使い捨てだからメンテナンスがめっちゃ楽。交換するだけでメンテ終了ですからね。
ちなみに白いのは付属のダストバックだけれど、紙パックより目が粗いので細かい粒子は通り抜けてしまう。再利用可能なので、外とか工場などの作業スペース用で毎日大量のごみを吸う場合にはいいかもしれない。
あと高機能ダストバッグっていうのがあって、紙パックには劣るけれど目が細かくなっているので再利用するなら買い替えるのはあり。
逆止弁付きのステーに取り付けてセット。
長く使っているとステーも汚れるので、紙パック交換毎にウェットティッシュで拭くのが吉。
容量は小さいので紙パックコストを抑えたい人には高機能ダストバッグがおすすめ。
サイクロンアタッチメントが優秀
マキタのコードレス掃除機で一番の目玉かもしれないサイクロンアタッチメント。
これを組み込むと大きなゴミがアタッチメントに溜まって紙パックの消費が抑えられる仕組み。マキタによると交換頻度が6分の1になるらしい。容量も400mlあって大量のごみを回収できます。
全くと言っていいほど大きいゴミが紙パックに行かないから2~3か月は交換不要、気にしなければ半永久的に交換しなくていいかも。取り外しも簡単であらゆるサイクロン掃除機よりごみ捨てが簡単。回収したゴミが見えるからモチベーションも上がります。
欠点は大きくなって細いところに入れにくくなること。ショートタイプも売っているので、取り回しが気になるならおすすめ。
なお細かい粒子は素通りして紙パックが目詰まりしたり漏れ出した粒子で掃除機内側が汚れたりするので、紙パック一杯になってなくても交換するのがおすすめ。
ショートノズルは必須
サイクロンアタッチメント用といっても過言じゃないショートパイプ。
サイクロンを取り付けると全長がとても長くなります。正直取り回しが気になるレベル。旧タイプでショートパイプを使ってなかった頃は取り回しが悪すぎて使う頻度がガタ落ちでした。
赤色がショートパイプ、白色が標準パイプにサイクロンを繋げたもの。20cmぐらい長くなって取り回しが悪くなります。
でもショートパイプに換装することで取り回しが良くなって掃除頻度が爆上がり。手軽に使うっていう目的のためには必須です。
アマゾンや楽天で買うよりもヨドバシカメラで買った方が安い。ヨドバシさんには申し訳ないけれど、パイプだけ運んでもらいましょう。
買い換え時のコストが安い
掃除機が壊れたら買い替えが必要。
バッテリー内蔵だと丸々買い替えになるけれど、マキタの掃除機は本体だけでも売ってます。
バッテリーなしモデルだと6,800円(2022年12月)。そこら辺の中華コードレスより安いです。
さらに互換バッテリーを使えば安くなりますが、発火事故が起きてるんでおすすめはしないです。
4つの弱点
吸引力は弱い
バッテリーが掃除機用にしては弱い10.8V。だからパワーも弱め。どれぐらい弱いかっていうのを吸引仕事率でみると
- マキタCL107 → 32w
- ダイソン → 100~200w(非公表)
- コード式掃除機 → 300~600w
というように、強力なコード式掃除機なら20倍のパワーが出せる。よりハイパワーは18Vバッテリーを使うマキタの掃除機は60wとかするけれど、バッテリー込みで3万円越え。ちょっと高い。
でもホコリや髪の毛は問題なく吸ってくれるので、
掃除機の使い分け
- 普段の掃除 マキタのコードレス
- 気合い入れた掃除 コード式紙パック掃除機
と分けて使っています。適材適所っていう言葉通り、軽さを活かした使い方がいいですね。
ノズルがロック式じゃない
ノズルは差し込み式だから、ノズル交換のときに力がいたり向きがずれたり、サイクロンアタッチメントは重いから落っこちたりするのがデメリット。
ノズルの向きがズレると急に使いにくくなるし、サイクロンも重みでズレ落ちることがあるので予算があるならロック機能付きもでるを買った方がいいです。ロック式はグラグラするって話も聞くけれど、メリットの方が圧倒的に多いので差し込み式より全然マシ。
ロック式のマキタ掃除機はこちら。
マキタじゃなくても他の有名メーカー掃除機にはロック機能があってボタン押せば簡単に外せます。でもCL107FDにはロックがないので注意です。
絨毯・カーペットは不向き
付属しているノズルはカーペットに対応していないので、カーペットの上に乗っかているゴミなら取れるけれど、カーペットに絡まっているゴミは取れません。ごみを掻き出す能力がないんです。
赤いのがカーペット対応ノズルだけれど、これは毛取りブラシで絡めとる方式だから薄いカーペットだと引っ掛かってめくれて掃除どころではないです。
絨毯・カーペットには回転ブラシヘッドがおすすめ。しかしマキタには回転ブラシのラインナップがないので他メーカーのを選ぶしかないです。
ノーマルヘッドはゴムベラの高さが結構あって引きずる感覚があります。フローリングを大事にしたい人は要注意。
ノズルが小さい
小型で取り回しがいい代わりにヘッドが小さくて掃除範囲が広いときは大変です。隅々まで掃除しようとすると何度も腕を動かして掃除機をかける面積を稼ぐ羽目になります。
コード式掃除機のヘッドと比べるとこれだけ違い。少しの違いに見えるけれど、実際に使うと想像以上に据える範囲が狭いです。マキタのヘッドはどれも小さいから解決アイテムはなく頑張るしかないです。
コードレスだから広い家でも掃除しやすいけれど、念入りに掃除する際には頑張る覚悟が必要です。
サブ掃除機におすすめ!メインはコード式だぞ!
とにかく軽い!軽い掃除機です。サイクロンアタッチメントを付けてもショートパイプで長さ変わらず。重さもそれほど重くない。
まさに最高のサブ掃除機といっていいでしょう。でもあくまで"サブ"なんです。メインとして使うには吸引力が足りないし、カーペットの掃除機は苦手。
だからこそ
- サブ掃除機
- 掃除範囲が狭い
- ごみはホコリや髪の毛のみ
といった環境にハマる掃除機です。人気だからって闇雲に買っても使いこなせないかもしれない。でもサブ掃除機としてはぴったりの性能でした。