家のWi-Fiが弱い!メッシュWi-Fiってよく聞くけど、ほんとに改善するのかな?
価格を調べてみても、普通のルーターより高いし、高い買い物で失敗したくない!けどWi-Fiは改善したい!と思っていました。
何とか普通のルーターでごまかしてきましたが、ついに限界を迎えて買い換えたところ、すごく快適になりました!
率直な感想を話していきたいと思います。
我が家のネット環境
NURO光を二世帯で
我が家は実家の隣に建っていて、ネット環境は実家に通っているニューロ光からケーブルを引いて使っています。
ゆえにルーターはブリッジモードで使っています。
また鉄筋コンクリート造なので、電波には比較的厳しい環境です。
通常タイプでは電波が届かない
これまで2階中央にWi-Fiルーターを置いていました。
1階リビングは床の壁一枚なので電波は届くのですが、電子レンジを使用すると接続が途切れてしまいます。
またお風呂やトイレはルーターとの間に壁が4~5枚あるので、どうしても接続が不安定でした。
きっかけ
電話が切断される
いままでTP-LINKのArcher A6とArcher C6をつかっていました。
これと
これです。
Archr C6は手放したので、現在はA6しかありませんが、低価格で外付けアンテナによるアンテナ感度は素晴らしかったです。
しかしSSIDが2.4Ghzと5Ghzで分かれていたことから、場所を移動するとWi-Fiが切り替わります。
私は楽天モバイルを使っているのですが、自宅での電話はWi-Fiでの通信で行われるため、Wi-Fiが切り替わるタイミングで強制的に電話が切れてしまうことが多く、これがメッシュWi-Fiを検討するきっかけになりました。
なお現在はTP-LINKのスマートコネクトという設定を利用すれば、2.4Ghzと5Ghzを同じSSIDで使えるので、このようなことはおこりません。
接続台数が増えて不安定になった
テレビやタブレット、アレクサをルーターに接続するようになったので、接続台数が大幅に増えました。
Archer C6はMU-MIMOを搭載、同時接続数15台を謳っていますが、10台を超えたあたりからブラウザの待ち時間が増えるなど不安定な兆候がみられました。
メッシュWi-Fiなら同時接続数が大幅に増えるので、購入を決意しました。
TP-LINKで検討
世界シェアNo.1のTP-LINK
TP-LINKは中国で創業した企業で2016年から日本市場に参入したのですが、世界シェアは10年以上No.1と、ぶっちぎりで最大手のメーカーです。
No.1ゆえにアプリは使いやすく、コストパフォーマンスに優れる製品を多数展開しています。
ArcherA6・C6がとても安定していたので、メッシュWi-FiもTP-LINKのものを検討しました。
アプリが使いやすい
tp-linkにはメッシュWi-Fiルーター用アプリに
TP-Link Deco
TP-LINK無料posted withアプリーチ
があります。
これが使いやすく、説明書を見ないでもアプリの指示に従って設定すれば簡単にメッシュWi-Fiをアクティブ化できます。
ゲストモードがワンタッチで
tp-linkのルーターにはゲストモードが搭載されています。
ゲストモードではパスワードを入力することなく接続でき、ルーターのセキュリティーも確保できます。
アプリを使えばゲストモードをすぐに開けるので、とても便利な機能でした。
候補
Deco M4
TP-LINKのメッシュWi-Fiのルーターです。
これです。
自宅用として購入したので、後日レビューします。
Deco M5
同じくTP-LINKのメッシュWi-Fiルーターです。
セキュリティはWPA2とM4と同じですが、TP-LINK独自のセキュリティとしてTP-Link HomeCare TMが搭載されています。
実家用に購入し、ブリッジモードで運用しているのでTP-Link HomeCare TMは未使用ですが、後日レビューします。
Deco X20
Wi-Fi6に対応したメッシュWi-Fiルーターです。
速度が1201 + 574MbpsでM4とM5を凌駕しています。
ただし値段が1万円以上上がるので却下しました。
結果
シームレスの快適感は最高
中継器は切り替えの時に通信がもたつくことがよくありますが、メッシュWi-Fiはそんなことはありません。
通信中に家の中を移動しても、通信が途切れることなく続きます。
めちゃめちゃ快適です。
安定感抜群
Deco M4は同時接続数が100台です。
実家のルーターは接続台数が20台を超えていますが、処理落ちしている感じはありません。
Wi-Fiの範囲がめちゃめちゃ広がった
理屈はわからないのですが、Wi-Fiの接続範囲が拡大しました。
以前は実家のお風呂ではWi-Fiはかろうじて届いていた程度なのに、今では4/5ぐらいの強度で届いています。
メッシュWi-Fiルーターを置いている場所は、以前ルーターや中継器を置いていた場所なので、期待していなかったのですが、ともかくとても快適に使えています。
爆速ではない
コストパフォーマンスに優れるTP-LINKのメッシュWi-Fiでも、ルーター二つで1万円は必要です。
1万円で通信速度が867 Mbps×300 Mbpsは遅い方です。
一つあたり5000円としても、同価格で1300+600Mbpsのルーターを買えます。
なので、速度よりも安定を求める機種になるでしょう。
ルーター間の壁は1枚が限界
ルーターを設置して無線で繋ぐ場合、コンクリートの壁なら1枚が限界です。
2枚にすると接続が安定しなかったり、速度が著しく下がります。
1枚なら100bpsでるところ、2枚なら最高30bpsくらいだったので、ルーターは隣室に設置しました。
有線ポートは実質1つ
有線ポートは通常ルーターに比べて少ないです。
購入したM4とM5だと、本体に2つしかありません。
ルーター同士を有線でつないだり、有線でONUと接続するとポートに余裕がなくなります。
Wi-Fiでの運用がメインになるので、有線が必要な場合は別途ハブが必要になるでしょう。
ちょっと高い
さっきも書いたとおり、単体の性能ではもっとコストパフォーマンスに優れる機種はあります。
2つで1万円、3つでも安くて1万5000円くらいします。
通常ルーターとくらべると高いですよね。
OneMesh™
TP-LINKのOneMesh™を使えば、比較的安くメッシュWi-Fiを導入できます。
OneMesh™対応のルーターは3000円くらいから、中継器は3000円以下で購入できるので、3つで1万円です。
正しく運用すればM4やM5と同じように運用できます。
ただしブリッジモード・アクセスポイントとして運用できないのは注意点です。
買って大正解
メッシュWi-Fiを導入してから、通信環境で悩むことがなくなりました。
悩むくらいなら、すぐに買ったほうがいい製品です。