画像出典:https://www.motorola.co.jp/smartphones-moto-g05/p
おすすめ出来るところ
- 定価が2万円と今どきでは最安級
- ディスプレイが大きい
- 大手キャリアに対応
惜しいところ
- Antutuスコアは最低限の27万点
- アップデート保証は2026年12月まで
moto g05
スペック
moto g05 | |
---|---|
発売日 | 2025年3月14日 |
CPU | helio G81 extreme |
メモリ | 8GB /拡張24GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 6.7インチ / 液晶 |
リフレッシュレート | 90Hz |
バッテリー | 5,200mAh |
背面カメラ | 広角 5000万画素 F1.8 |
インカメラ | 800万画素 F2.05 |
ビデオ撮影 | 1080p 30fps |
スピーカー | ステレオスピーカー |
セキュリティ | 指紋(側面)・顔認証 |
防水防塵 | IP52 |
おサイフケータイ | - |
ワイヤレス充電 | - |
サイズ(mm) | 165.67 x 75.98 x 8.17 |
重量 | 188.8g |
価格 | 20,800円(定価) |
このリンクから見てくれるだけでもうれしいです。
バンドの対応状況
ドコモのBand(LTE) | バンド対応の可否 |
---|---|
Band 1 重要 | 〇 |
Band 3 重要 | 〇 |
Band 19 重要 | 〇 |
Band 21 | - |
Band 28 | 〇 |
Band 42 | - |
auのBand | バンド対応の可否 |
---|---|
Band 1 重要 | 〇 |
Band 3 重要 | 〇 |
Band 11 | - |
Band 18 重要 | 〇 |
Band 26 重要※B18を内包 | 〇 |
Band 28 | 〇 |
Band 41 | 〇 |
Band 42 | - |
ソフトバンクのBand(LTE) | バンド対応の可否 |
---|---|
Band 1 重要 | 〇 |
Band 3 重要 | 〇 |
Band 8 重要 | 〇 |
Band 11 | - |
Band 28 | 〇 |
Band 41 | 〇 |
Band 42 | - |
楽天のBand(4G) | バンド対応の可否 |
---|---|
Band 3 重要 | 〇 |
Band 18 重要 | 〇 |
Band 26 重要※B18を内包 | 〇 |
Band 28A 重要 | 〇 |
ベンチマークスコア
Antutuベンチマークスコア
約27万点(推定) ※ver10
moto g05はhelio G81 extremeをSoCとして搭載。moto g05のAntutuスコアはこれからで、helio G81 extremeのAntutuスコアも調査しましたが不明でした。
ただし海外版のmoto g05のスコアを確認したところ、27万点前後といったところだったので、類似SoCのhelio G81 Ultraのスコアもほぼ同じことから、Antutuベンチマークスコアは27万点ぐらいのと推定されます。
Antutuベンチマークスコアの目安は下記の通り。
Antutu Ver.10 スコア | 動作の目安 |
---|---|
100万点以上 | 動画編集からゲームまで、なんでもOK |
60万点以上 | 軽い動画編集から動きの少ないゲームなら大体イケる |
45万点前後 | 普段使用で困ることは無いです |
35万点前後 | ちょっと動作のもたつきが気になり始める |
15万点~25万点 | 必要最低限です |
15万点以下 | 動画鑑賞用。マルチタスクは無理 |
性能的には必要最低限のところに片足を突っ込んでるところ。決してサクサク動作を望んではいけません。
これよりスコアがやや低い20万点前半のFire HD10(2019)を使っていますが、ウェブブラウジングですら動作が気になります。
ire HD10(2019)のチップは2.0Ghz×8だけれど、moto g05は2.0Ghz×2+1.7Ghz×6と見劣りするのも懸念点。
RAMが大きいからか、Fire HD10よりスコアが高く、拡張RAMも使えるのでうまく使えば動作も安定するかもしれませんが、初めてこの価格帯のスマホを買う人は動作のもっさり感には覚悟が必要です。
特長
moto g05の特長
- いまどき定価が2万円の超お買い得価格
- 5000万画素f1.8のシングルカメラ
- NFC対応でマイナカード読み取り可能かも
- 5000mAhオーバーのバッテリー
moto g05の特長は何と言ってもその価格。今どき2万円で買えるスマホは珍しいです。
ディスプレイサイズも大きく、ベンチマークスコアこそ低めだけれど、サブスマホややや小さめのタブレットとしての運用にはちょうどいいかもしれません。
カメラはこの価格帯では平均的な5000万画素でF1.8のレンズ。
AI搭載とかいろいろ言っているけれど、センサーサイズは期待できないし光学手ブレ補正も非搭載。メモ程度に使うなら十分だけれど、きれいな写真が欲しいなら、ちゃんとしたカメラとの併用がおすすめです。
またNFCにはしっかり対応。おサイフケータイには非対応なので、モバイルSuicaとかを使う人にとっては射程圏外だけれど、アプリが対応すればマイナカードの読み取りはいけるはずだから、確定申告には使えるかもしれません。
ただあくまで可能性なので、買うときは対応の有無をしっかり確認しましょう。
バッテリーも5000mAhオーバー。
Pixel8aが4000mAh代だから、これよりもバッテリー持ちは良い。筐体が大きいからこそできるワザ。容量が多いと劣化してもある程度許容できるからいいよね。
カメラと手振れ補正
カメラ性能は公式サイトによると下記のとおり。
センサー名称 | 画素数 | センサーサイズ | レンズ絞り | |
---|---|---|---|---|
広角カメラ | - | 5000万画素 | - | F1.8 |
moto g05のカメラは2つ付いている風だけれど、一つはセンサーだから、実質カメラはシングルです。
センサーサイズは非公表だけれど、価格帯的にも期待できるものではないでしょう。
手振れ補正は光学手振れ補正は非搭載で、レビュー動画を見る限り電子手振れはあるようです。
ここで家電量販店のジョーシンさんが作成したmoto g05のレビュー動画から動画撮影のところを見てみます。
見た通り、価格帯的にも強力なものではなく、どうしても撮影する場合は固定しての撮影推奨です。
定価2万円で最低限はこなせるスマホ
おすすめ出来るところ
- 定価が2万円と今どきでは最安級
- ディスプレイが大きい
- 大手キャリアに対応
物価高と円安でスマホの価格が上がる中、定価で2万円に抑えたのは評価できるところ。
大手メーカーで2万円で買えるスマホなんて、moto g05以外ではRedmi 14Cぐらいしか思いつかん。
また筐体サイズが大きいため、ディスプレイサイズも約6.7インチと大型。
これはiPhone16 ProMaxの6.86インチに迫る大きさで、ウェブブラウジングや動画鑑賞の時にありがたい存在になりそうです。
対応バンドも、4G限定ではあるものの4大キャリアに対応しているので、キャリアを気にすることなく使えるのはも良き。
この性能では5Gの速度を活かしきれないと思うから、4G限定にしたのは合理的と思います。
動作に不安が残る処理能力
惜しいところ
- Antutuスコアは最低限の27万点
- アップデート保証は2026年12月まで
やはり気になるのは、Antumuスコアが27万点前後というところ。価格帯的にもこれ以上は望めないのはわかっているけれど、メインで使うには心配になるスコアです。
だいたい1万円強で売っているタブレットがほとんど同じスコアだから、動画鑑賞オンリーやWi-Fiのみの運用で考えている方は、タブレット端末も検討してみると幸せになれるかもしれない。
最後に、公式サイトによるとアップデート保証が2026年12月であるところ。
もう発売が2025年3月だからセキュリティ面で安心して使える期間が2年を切っている。
この価格で2年使えたら十分かもしれないけれど、型落ちで買うときや中古に出すとき、需要が減って相場は低いと思われるから、サブスマホにするにしてもセキュリティ面での配慮は必要になるでしょう。
Redmi 14Cが競合スマホになる
moto g05のまとめ
- 定価が2万円。1円スマホにもなりうる
- バンドが4大キャリアに対応
- 処理能力が不安
- アップデート保証は短め
moto g05は定価で2万円のお買い得エントリー4Gスマホには間違いない。これの競合は、Redmi 14Cが値段的にも性能的にも近いからほぼ一騎打ちみたいなもん。定価が2万円だから、値引きで1円スマホにもなることも可能。4大キャリア対応で、どのキャリアからでも販売可能ですから。
しかしながら、性能不足は否めず、安いからといってiPhoneから乗り換えるのはダメ。これをメインにするなら、前機種も同等の機種を使われていた人に限ります。
アップデート保証も短く、保証が切れたあとの運用も考えた方が良いでしょう。
いろいろ不安点は述べましたが、メインではなくサブスマホとしては、価格的にも性能的にも適しています。