スペック
OUKITEL OT11 | |
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OS | Android 14 |
SoC | Unisoc T606 |
メモリ | 4GB + 仮想12GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 11インチ IPS液晶 解像度:1280×800(HD) |
バッテリー | 8,000mAh |
リアカメラ | 1300万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
スピーカー | ステレオ |
セキュリティ | 指紋認証:- 顔認証:〇 |
防水防塵 | - |
サイズ(mm) | 259 x 170.6 x 8.7 |
重量 | 524g |
価格 | 19,900円※Amazon価格(2024年11月25日現在) |
処理能力
Antutuベンチマークスコア
約26万点 ※ver10
OUKITEL OT11にはUnisoc T606をSoCとして搭載。
よくある格安タブレットに搭載されていることが多いチップです。
裏を返せばそれだけ信頼性があるということで。
Antutuベンチマークスコアを調査したところ、26万点ぐらいの模様です。
Antutuベンチマークスコアの目安は下記の通り。
Antutu Ver.10 スコア | 動作の目安 |
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100万点以上 | 動画編集からゲームまで、なんでもOK |
60万点以上 | 軽い動画編集から動きの少ないゲームなら大体イケる |
45万点前後 | 普段使用で困ることは無いです |
35万点前後 | ちょっと動作のもたつきが気になり始める |
15万点~25万点 | 必要最低限です |
15万点以下 | 動画鑑賞用。マルチタスクは無理 |
ゲームや動画編集は無理。
動作は全体的にもたつきそうですが、動画視聴や電子書籍を呼ぶだけなら無問題です。
特長
OUKITEL OT11の特長
- 11インチの大画面ディスプレイ
- メモリが16GB
- 8,000mAhの大容量バッテリー
- HDの液晶ディスプレイ
- Widevine L1対応でアマプラ等が高画質で見れる
- スピーカーはステレオ
OUKITELは中国の深セン市にあるメーカー。深センといえば中国のシリコンバレーというぐらい、ガジェット系の企業が乱立しています。
OUKITELもその中の一つのようです。
OUKITEL OT11のディスプレイサイズは11インチ。
多くのタブレットが10インチ台だから、大きめのディスプレイ。大きさだけならiPad Proの11インチと同じ。
ただしディスプレイの種類は1,280×800のHD画質でiPS液晶だから、有機ELに慣れている人にとっては違和感があるかもしれません。
そしてメモリが4GBに拡張で12GBがプラスされて16GBもあります。
SoCがUnisoc T606とこの価格帯では高くない性能のチップだけれど、メモリが16GBもあれば多少は快適かもしれません。
そしてバッテリーは8,000mAh。
格安タブレットだと6,000mAhが多いから、画面と値段が上がったぶんの容量はアップしています。
Widevine L1だから、AmazonプライムビデオやNETFLIXで高画質が選べます。
本当にスペックが低いとこのWidevine L1には対応しておらずSD画質になってしまうから、動画視聴端末としては搭載しておきたいところ。
スピーカーもステレオだから、動画視聴で困ることはないでしょう。
イヤホンジャックも搭載しているから、有線イヤホンが使えるのはメリットでもある。
11インチとバッテリーが強い
おすすめ出来るところ
- タブレットでは大型の11インチ
- バッテリーが8,000mAhと大容量
- 保証期間が2年間
ぶっちゃけて言うと、OUKITEL OT11の処理能力は値段の割にはそれほど高くない。
Unisoc T606は1万円前半のタブレットに多いチップ。
1万円後半のOUKITEL OT11だとコスパが悪く感じます。
しかし11インチと8,000mAhの大容量バッテリーがあれば話は別。
多くのT606搭載機は10インチで6,000mAh。
OT11は解像度こそ1,280×800のHD画質だけれど、動画視聴として重要な画面の大きさとバッテリー容量には妥協していません。
やはり動画視聴に欠かせないのが画面の大きさ。
テレビやモニターだって、ホームシアターを作るなら大画面モデルを買うわけで。
バッテリーも8,000mAhあったら取り敢えずは十分。
そしてチップがT606とはいえ、拡張機能でメモリを16GBにすれば他のT606と比べて動きの軽快さも期待できるから、ネットサーフィンとかに使ってもいいかも。
あと格安中華タブレットにしては珍しく保証期間が2年間。
格安中華タブレットは初期不良や故障が心配だから、2年もあると心強いです。
処理能力が少し足りない
惜しいところ
- ディスプレイ解像度がHD止まり
- 1万円後半にしては処理能力が低い
やはり気になるのはディスプレイの解像度。
ディスプレイは大きくなるほど解像度も上げないと引き延ばした画質になるから、11インチもあればFHDを欲しかったところだけれど、残念ながらHD画質のディスプレイ。
多くの8インチ格安タブレットもHD画質だから、OT11は11インチにもかかわらず8インチタブレットと同じ解像度ということに。
ちょっと気になる点ではあるけれど、Amazonレビューをみると、ディスプレイでの悪い評価は多くなく、むしろ画面がキレイとの評価も。
よっぽど目が肥えてない限り、言うほど気にならないのかもしれませんね。
ディスプレイもだけれど、処理能力もちと気になる。
OT11のAntutuスコアは26万点ぐらいと、1万円前半の格安タブレットとあまり変わらないスコアです。
SoCが同じチップを使っているから当然ではあるけれど、1万円後半になると、Heilo G99搭載のタブレットも射程圏内。
G99搭載機はAntutu40万点だから、同じ価格帯でこのスコアは低い。
ただ同価格帯のG99搭載タブレットはバッテリー容量が少ないから、性能をとるかバッテリーをとるかで悩ましいところ。
割高に見えるがコスパは平均的
まとめ
- 1万円後半のわりには処理能力が低い
- 11インチとバッテリーを加味するとコスパは妥当
- 2年保証つき
- ALLDOCUBE iPlay60 Liteと比較検討すべし
OUKITEL OT11は1万円後半という価格設定だから、もう少し処理能力は欲しかったところ。
とはいえ11インチと8,000mAhのバッテリーは長時間のエンタメ消費を約束してくれる。
それに11インチと8,000mAhのバッテリー、そして拡張込みで16GBのメモリっていう点を考えると、コスパはそれほど悪くなく、妥当な範囲内。
しかし競合機種としてALLDOCUBEのiPlay60 Liteは同じ11インチで8,000mAh、メモリが12GBと劣っているけれど価格は1万円半ば。
コスパの面ではOUKITEL OT11よりよく見えます。
ところがOUKITEL OT11の保証期間は2年間。
他の機種が1年保証としている中、格安中華タブレットとしては長期間といえるでしょう。
とりあえず2年は使えればという方には、保証のあるOUKITEL OT11は候補に入れても良いと思います。
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