ライフハック レビュー

米国発の制汗剤『シークレット』 がワキガ対策に最強だった【腋汗を止める】

2022年5月31日

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汗対策として愛用しているデオドラントのデオナチュレ。

デオナチュレは申し分ない性能で、副作用もあまり気にしなくて大丈夫そうです。

でもほかの制汗剤も試したくなるのがレビュー魂ってもの。

ってことでワキガと制汗剤の本場である米国発の制汗剤、シークレットを買いました。

デオナチュレよりも汗と体臭は抑えられた凄いやつでした。

ワキガは意外と多い

日本人の10人に1人

グーグルで検索したところ、10人に1人がワキガを発症するそうです。

詳しくはデオナチュレの記事に書いてあります。

とにかく臭いで損をしないために、体臭対策は必須です。

シークレット

塗るタイプの制汗剤

シークレットは塗るタイプの制汗剤です。

アジア系はワキガが割と少ないらしいですが、欧米やアフリカとなるとワキガ率が高いようです。

となると対策にも本気で取り組んでいて、数々の強力な制汗剤を開発しているようですが、このシークレットはアマゾンでも買えて評価も高い凄いやつです。

蓋を開けるとキャップが付いています。

使い始めるときには青いキャップは捨ててOKです。

白い塊が本体です。

床面についてるダイヤルを回すと押し出す感じで出てきます。

一本当たり59gです。

全部を取り出すとだいたいこれくらい入ってます。

思ったより少ないと思いましたが、これで結構長持ちします。

成分

有効成分は

アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックスGLY 18%

です。詳しくは後述しています。

また注意点で

痛めた肌への使用禁止

とあるので、ケガした肌には使ってはダメです。

香り

香りはパウダーフレッシュです。

臭いだ感じですが、石鹸のニオイを強くした感じ、ベビーパウダーのニオイがさらに強くなった感じです。

ワキガ臭と比べると全然いいんですが、強い芳香剤が苦手な人は注意してください。

耐久力

はい。めっちゃ持ちます。

今の季節、外に出たらちょっと汗をかいて困りますが、塗ったところはほとんど汗をかきません。

買ってから最長で28時間お風呂に入れなかったときがありましたが、体臭は全然大丈夫でパウダーの香りも維持していました。

ワキガ寄りの僕が使っていてこれだけ持つので、だいたいの人なら一日は体臭を気にせず使えると思います。

塗る量とコスパ

僕の場合はワキに一往復ぐらいで十分です。

ちょっと塗るだけでも結構塗られます。

塗りすぎるとお風呂で軽く洗うだけではしっかりとれず、お風呂上りでもパウダーの香りがワキから漂います。

まだ1本目ですが、使っている感じだと平日のみの使用で2~3か月ぐらいは持つと思います。

僕の場合だとデオナチュレと併用して使用量を抑えているので、半年ぐらいは持つかもしれません。

成分を深堀り

塩化アルミニウム-ジルコニウム複合塩の一種らしい

成分に記載されているアルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックスGlyは塩化アルミニウム-ジルコニウム複合塩の一種らしいです。

化学は全然得意分野じゃないので詳しくは知らんですが、調査したところ米国で主流の制汗成分で、日本で主流になりつつあるクロルヒドロキシアルミニウムを改良したもので、さらに制汗性能が向上しています。

汗をかかなかったらニオイは発生しないので、制汗性能は大事です。

肺への吸引は厳禁

日本化粧品技術者会によると

20世紀初頭に米国で塩化アルミニウムが用いられたことから始まる.しかし、塩化アルミニウムは使用感が悪く、皮膚刺激があり、さらに衣服を劣化させるため改良が検討され、1947年に部分中和した塩化アルミニウム水和物(クロルヒドロキシアルミニウム、以下ACHと略)が開発された.ACHは塩化アルミニウムに比べて中和する必要がなく、皮膚刺激性も弱いという優れた性質をもつため、現在に至るまで制汗剤に配合される発汗をおさえる成分の主流となっている.1970年代には制汗効果がさらに向上した塩化アルミニウム-ジルコニウム複合塩が米国で開発されたが、動物への長期吸入試験で肺の異常が認められたためエアゾール型への配合が禁止され、日本では使用されていない.

日本化粧品技術者会

とあります。要は

塩化アルミニウムの特徴

  • 塩化アルミニウムは制汗性に優れるが、皮膚刺激がある
  • 塩化アルミニウムを低刺激に改良したのがクロルヒドロキシアルミニウム
  • さらに制汗性能を改良したのが塩化アルミニウムージルコニウム複合塩
  • ただし長期吸入により肺への異常が懸念されるから、スプレー式には使用禁止

ということです。

つまり日本の市販品よりも、さらに優れた制汗性能をもっているということです。

塗るだけなら大丈夫

肺への長期吸入で異常が懸念されるので、吸入しないほうがいいでしょう。

でも制汗剤として塗るだけなら、それほど気にする必要はないと思います。

塩化アルミニウムと違って低刺激に改良されているので、皮膚へのダメージも心配ないかと思います。

水に溶かして霧吹きで吹きかけたりしたらマズイですが、そんなことする必要ないですから。

過度の使用はダメ

低刺激といっても、皮膚のことを考えると過度の使用は控えるべきです。

また1日に何度も塗ると、お風呂で落とすときに大変な思いもします。

というかめっちゃ持続力あるので、朝に一回塗るだけで十分ですよ!

同じ意味の成分たち

アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックスGLYで検索すると、似たような成分がたくさん出てきます。

先に行ったように化学に強くないのですが、グーグル検索したところ海外サイトに化学式が載ってました。

するとアルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックスGLYと同じ呼び方をする成分として

  • アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレックスGly
  • アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックスGly
  • アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスGly
  • アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレックスGly

があるそうなので、これらの成分は一緒ということです。

同じシークレットでも呼び方にジルコニウム以降の呼び方が違うものがあるんですが、なぜ違いを持たせているのかは謎です。

コスパ良く対策できる至高の逸品

シークレットはアマゾンでは73g×5本で3,000円弱で販売されています。楽天だと少し高めです。

ただ届いたのは59g×7本でしたが、総グラム数はほぼ変わらなかったので返品することなく59gを使ってます。

並行輸入品なので為替で値動きがあるとはいえ、1本あたりの値段はデオナチュレよりも安いです。

それでいて制汗性能がデオナチュレよりも高いので、ワキガに悩むなら買わない手はないです。

3,000円で体臭を解決できるなら、お安い投資じゃないでしょうか。

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