iPad９を購入しましたが、サブノートパソコンとしても運用する予定であったため、キーボードは必須でした。
いくつかのキーボードで迷い、EWINというブランドのキーボードにした経過と使用感をレビューします。
iPad用キーボードを探す
ｍａｃを使ったことはない
私はmacOSを利用したことがありません。これまでプライベートや仕事はWindowsを利用してきた私のレビューになります。
できればマルチペアリング
せっかく買うのなら、iPadだけでなくスマホやパソコンでも使いたいと思っていました。
マルチペアリング機能がついていると、簡単操作で接続端末を変更できます。
どうせ買うなら、マルチペアリングも体験したいと思っていました。
候補
Smart Keyboard
言わずもがな、AppleのiPad専用のキーボードです。
旧モデルのApple Wireless Keyboardは所有していますが、キーが飛んでいてマステで補強しています。
傷んでいることもあって純正品を検討しましたが、お値段が18,800円からと高い！
結局没になりました。
Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード
アンカーのワイヤレスキーボードです。
色がMagic Keyboardに似ています。値段も2000円と超お手頃。
しかしマルチペアリングがないのがマイナスポイントです。
EWIN ワイヤレスキーボード
見慣れないEWINという企業のキーボードです。
3つ目はロジテックやエレコムといった名の知れた企業のものを検討しようと思っていましたが、amazonで検索していて目に留まりました。
まったく知らない企業でしたが、2000円でマルチペアリングはとっても魅力的でした。
まぁメインで使う予定ではなく、レビューの評価も星4つあったので、興味本位で買いました。
EWIN ワイヤレスキーボード
EWIN
見慣れない企業でしたが、楽天の公式？？ショップによると製品は中国の深センにある企業が製造しているようです。
深センはHUAWEI、DJI、インスタ３６０で有名な深圳嵐ビジョンを輩出した都市です。
ただし公式ホームページがはっきりわからず、保障面が心配ではあります。
一応同封の保証書には、365日保障の記載はありました。
ワイヤレスキーボード
黒色を購入しました。
一見してAnkerのワイヤレスキーボードと変わりありません。
スペック
外寸295mm×125mm×20mm
Bluetoothで接続します。
最大通信距離１０ｍ
単四電池2本使用
動作時間はアルカリ乾電池使用で約1年となっていますが、amazonの販売ページによると、1日2時間の使用で約2か月が目安なようです。
私の場合、一日2時間を週4日して2か月ちょっとで接続が怪しくなったので電池を交換しました。
軽量コンパクト
重量は約２９０ｇでキーボードとしては軽量です。
コンパクト設計なのでやや変則的ですが、キー配置は一般的なJISキーボードに近いです。
Ankerのワイヤレスキーボードと比較すると、『Enter』キーがJIS配置で大きいキーなのでタイピングもやりやすいです。
押した感触が安っぽい
非常に軽いタッチをしています。
というよりも安っぽいです。
Apple Wireless Keyboardは薄いながらもしっかりしたタッチなのに対して、EWINのタッチは値段なりです。
1000円くらい高いロジクールやエレコムのBluetoothキーボードは押した感じがしっとりしていて、使っていて気になりません。
メインで使うなら気になる品質です。
電池は単4二本・電池持ちは2ヶ月が目安
スペック通り、単四電池2本です。
単三電池より容量が小さいので、2か月電池が持てばいい方かと思います。
Bluetoothのバージョンは記載がありませんでした。
接続する際には『Ewin BT5.1 keyboard』と表示されますが、確実な記載はありませんでした。
マルチペアリング
マルチペアリングは３つのデバイスまで対応しています。
Fnキーを押しながら
Tabキーを押します。
その後Fnキーを押しながら
ASDキーにプリントされた数字のキーのどれかを押すと、右上のライトが点滅します。
あとは端末でペアリング設定をすれば簡単に端末を切り替えができます。
再接続は数秒
しばらく使わないとスリープモードになって接続が切れますが、何かのキーを押せば自動で再接続されます。
ただし最初に押したキーが入力されないことが多いです。
Apple Wireless Keyboardと比較
質感は圧倒的にApple Wireless Keyboardの勝ちです。
価格帯が違うので当然です。
おすすめしない理由
電源スイッチが背面にある
最低限の性能はあるので、Bluetoothが搭載されたサブ用のキーボードとしては及第点だと思っていました。
しかし電源ボタンが背面にあるため、いちいち裏返さなければなりません。
節電のために電源をオフにするのですが、これがすごく不便です。
接続が安定しない
マルチペアリングなので、デスクトップのメインパソコンと共用してデスク上をスッキリさせようと思いました。
しかし接続が安定せず、たまに入力できなくなるなど使い物になりませんでした。
iPadでは接続が安定するので、デバイスとの相性かもしれません。
なおデスクトップパソコンで使っているBluetoothデバイスは
です。
ほかのデバイスは安定して接続されていて特に問題もなく、原因はよくわかりません。
サブ用なら違う製品を
ともかく、iPadへのキーボード入力という目的は果たすことができました。
スマホへの接続も行うことができ、快適に作業できています。
しかしEWINという企業はこれまで知らず、悪くない品質でしたが、背面に電源があるのが痛いです。
は前面や横に電源があるので、節電しやすいです。
EWINのも悪くなく、アマゾンならプライム対応なのである程度安心できると思いますが、他にも使い勝手のいいキーボードがありますので、他製品の検討は必要と思います。