ハサミを研ぐ方法
ハサミは刃物。
分厚いものや固いものを切ってしまうと切れ味はすぐに悪くなります。そんな感じで切れ味が悪くなることはあるけれど、研げば切れ味は元通りになります。
自分でハサミを研ぐなら方法はいくつかあって
- 砥石で研ぐ
- サンドペーパーで擦る
- シャープナー(研ぎ棒)で研ぐ
- ハサミ研ぎ器を使う
ぐらいの方法があるけれど、砥石は準備が面倒だしサンドペーパーやシャープナーは器用さが必要そう。だからハサミ研ぎ器が簡単で正確だと思うわけだけれど、ネットで買うと1,000円前後と高い。
ところがどっこいダイソーで売ってるじゃないですか。100円でどれだけハサミが復活するのかレビューしましょう。
ダイソー ハサミ研ぎ器
使い方はスライドするだけ
使い方は超簡単。
ハサミを入れて前後にスライドするだけです。
中にはセラミックの砥石が設置されていて、これがハサミの刃にあたることで研いでくれる。シンプルイズベストです。
コツは研ぎ器を動かすこと
簡単とはいえコツは必要で、闇雲にスライドするだけじゃ使いにくい。
コツは研ぎ器を前後に動かすことで、ハサミは出来るだけ固定した感じでやった方がやりやすい。
そして
- 手前に引くときは両刃とも研ぐ感じで
- 奥に押すときは片刃を研ぐ感じで
やるととっても使いやすいです。
特に押すときに両刃を研ごうとしてハサミを閉じると、やりすぎてセラミック砥石を挟んでしまうのでスムーズにできない。しっかり分けて研ぐことがスピーディーに研ぐコツです。
デメリット
完璧には研げない
便利なハサミ研ぎ器だけれど、この方法じゃな刃の片面だけしか研げない。
詳しく説明するとこんな感じ。
研ぐなら刃の両面を研いだ方がいいんだけれど、この研ぎ器は片面仕様。
ホントはこの研げない部分も研いだ方がいい。
切れ味は良くなるから気にするほどではないけれど、新品同様まで研いで戻すって人には不向きな商品です。
研ぎ器に合うハサミしか使えない
研ぎ気に合うハサミしか使えないのも注意点。
ハサミには
- キッチンバサミ
- 剪定鋏
- 裁縫ばさみ
とか普通のハサミより大きかったり形が特殊なハサミもあるけれど、そういった ハサミは使えない。
裏面の注意点にも
- 右利き専用の研ぎ器であること
- 刃厚さ2mm以上のハサミやスリットに這わないハサミは使用できない
- 特殊な加工があるハサミや刃の角度が合わないハサミは使用不可
であることが書いてあります。
欠けた刃にはつかえない
固いものを無理やり切ると刃こぼれする可能性はあるけれど、刃こぼれした刃を再生する能力はありません。
刃こぼれしてしまったら、安いハサミなら買い替えて高いハサミは修理に出したり砥石で地道に研ぐしかないと思う。
とはいえ簡単に切れ味が戻るから買い
いろんな制約があって、つまりは普段使いのハサミにしか使えないハサミ研ぎ器。
頻繁に使っているとハサミってすぐに研ぎ味が落ちるけれど、100円で切れ味が戻るなら十分いい。切れ味の良いハサミは気持ちがいいし効率もあがるから、ハサミとセットで用意しておきたいグッズです。
ちなみにネットでも類似品が買えるから、近くのダイソーに売ってない人はこちら↓