節約するうえで固定費を見直すことはとっても重要です。
社会に出てからというもの、固定費の削減をずーと考え続けてはや10年。そのかいあってか30代で2000万円の資産ができました。
いかに快適に固定費を見直すかを求め続けて考え出し、10年以上の試行錯誤が詰まった節約法を紹介します。
節約は人生の課題
身の丈に合った家計をすることで節約できるというのがモットー。
浮いたお金を貯めるのか使うのかは別にして、固定費を減らせば使えるお金が増えるわけで、そのぶん使いたいことに使うことが出来るのは当然のことです。
身に合った節約法を続けることで、長い人生でより多くのお金を使えるようになります。
でも無理な節約で嫌な思いに耐えられるほどストイックじゃないので、いかに快適に節約できるか、私の節約法を紹介します。
通信費・携帯代を節約
自分に合ったプランをチョイス
今や一人一台が携帯電話を持つ時代。
それもスマホの普及で一人当たりの通信量が増え、人によっては通信費がえらいことになっているかもしれません。
プランにはいろんなオプションが付いていますが、本当に必要なプランで契約していますか?
電話はLINEとかでしかしないのにかけ放題をつけていたり、必要以上のギガ数のプランを契約していたり。
格安SIMを使えば、より細かで安価なプランにすることができ、家計の通信費を見直すことができます。
楽天モバイルなら使った分だけの、しかも相場よりかなり安い費用で抑えることができます。
常に電波がつながらないと仕事にならない人は良く考えないとイカンですが、そうでない人はおすすめです。
機種も使い方に合った端末を
近年のハイエンド機種は超高性能化しています。
写真を撮らないのにカメラがキレイなスマホを持ったり、ネット検索しかしないのに高性能スマホを持つのはポルシェでコンビニしか行かないようなもの。
使い方に合った価格のスマホを買うことで、端末代の節約になります。
保険の見直し
日本は社会保険が充実
皆さんが持っている保険証。
この制度をすべて理解することによって、万一があったときにどれだけの保障が受け取れるかわかります。
保険適用の医療なら、高額療養費制度で医療費を抑えることができ、死んでしまったら残された遺族には遺族年金があり、障害を負ってしまっても障害年金があります。
毎月高い保険料が控除されているだけあって、日本の社会保障制度は極めて高い水準にあります。
例えば年収500万円で妻と子供一人の三人世帯なら、入院や手術で月の医療費は月8万円強まで、死亡した場合は遺族基礎年金と遺族厚生年金を合わせて月に12.5万円くらい、障害年金は等級によりますが最低でも年間58万円が支給されます。
日本の社会保障は素晴らしいです。
足りない分を保険で
日本の社会保障を知らないで民間保険に入ると、たぶん入りすぎて保険貧乏になります。
かといって、その保険額では足りない場合も出てきます。
今の生活でどれだけのお金が必要か調べて、その生活にあった保険を入ることで保険料を抑えることが出来ます。
個人的には、独身で厚生年金に加入している会社員だったら、民間保険は不要と思います。
光熱費を節約
水道代は節水シャワーヘッドで
シャワーはほぼ毎日使います。
シャワーで節水できれば、水道代とガス代の2つを抑えることができてお得です。
東京ガスによると、1分間のシャワーで10リットルのお湯を使うらしいので、15分シャワーを浴びたら150リットルのお湯を使います。
15分のシャワー代が水道とガスを合わせて100円くらいで、1万円のボリーナ節水シャワーヘッドを使えば200回で元が取れます。
元を取った後でもずっと節水効果が続くので、シャワーヘッドを替えるだけで節約になるなら買わない理由はないです。
ちょっと高かったけどボリーナ買いました。
LEDで節電
リビングの照明を蛍光灯からLEDにすると、消費電力が3分の1をになります。
1日12時間つけたとすると、1ヶ月あたり500円の節約に。
1年で6000円を得することになるから、よく使う電気が蛍光灯なら1年で元が取れます。
電気毛布で節電
冬は寒いので暖房が手放せないところ。
人によりますが、部屋で体をほとんど移動させず作業することもあると思います。
電気毛布なら、エアコンと比べて5%~10%の電気代で済みます。
1人しか温められないので使い方次第ですが、エアコンの代わりに導入すれば電気代が抑えられることも。
ちなみに我が家では、電気毛布の導入で電気代が13,000円から8,000円まで電気代を抑えることができました。
詳しくはこちら
食費を節約
ふるさと納税を活用
ふるさと納税は実質2000円で寄付先の自治体から返礼品がもらえる制度です。
どう考えても返礼品の金額が2000円を超えるので、やらないと損する国の制度です。
この返礼品をお米やお肉など、日々の食材に当てることで食費の節約になります。
ふるさと納税を節約に利用しましょう。
ふるさと納税買ったお米です。
カロリー計算をきっちりと
人間は1日の必要カロリーがだいたい決まってます。
農林水産省による資料に基づいています。
だいたいですが男性で2500kcal、女性で2000kcalぐらいのエネルギーが必要です。
必要なカロリーより多く摂れば太り、少なかったら痩せます。
基礎代謝より少なくなったら体に悪いです。
しっかりカロリー計算して食事すれば、健康に生きれて医療費を節約できますし、買い過ぎを防いで節約できます。
栄養はしっかりとる
人のエネルギーになる栄養として三色食品群があります。
三大栄養素とも言われてますが、そういえば家庭科の授業でやった記憶がある程度で、調べるまで待ったの覚えてませんでした。日本の教育は役に立つことが多くて、もっとちゃんと勉強しとけばよかったと常々思います。
タンパク質炭水化物脂質のバランスをPFCバランスと言います。
農林水産省によると、このバランスを
タンパク質13~20% 脂質20~30% 炭水化物50~65%
にするのが推奨されています。
他にもビタミンミネラルも摂らないとだめです。
私は完全栄養食のHuelを組み合わせて、簡単にバランスのいい食事を摂れるようにしています。
出典:農林水産省https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/zissen_navi/balance/guide.html
プロテインで工夫を
タンパク質は最低でも体重と同じ数字のグラム数、例えば60kgの人なら一日当たり60gのタンパク質を摂取しないといけませんが、普通に食べてたら足りません。
日本人はタンパク質の摂取数が足りてないので、不足しているところをプロテインで補うのが良いです。
おすすめはマイプロテインかエクスプロージョンです。
家賃を見直す
不要なものは置かない
よく言われているのが、物のために家賃を払っているのは勿体ないという話です。
部屋の広さが狭かったり収納が小さければ小さいほど家賃は下がります。
不要なものを持たずに必要なものを厳選して生活していれば、狭い部屋でも広く使えます。
必要以上に広い部屋を借りなくていいように、物の家賃を払わなくていい生活を目指すのが家賃の節約につながります。
セミミニマリストをお手本に
物を持たない究極の生活がミニマリストです。
でも実践するのはなかなか難しく、私も挑戦しては断念して、やっぱり捨てなきゃよかったと買いなおしたこともチラホラ。
ということで、ミニマリストまではいかずともセミミニマリストとしての生活を目標に、不要なものは持たず必要なもの、特に持ってて得するものを選んで生活しています。
テーブルやチェアだってあるし、カメラの保管にドライボックスだって買います。
でも使ってないものや使わないものは徹底的に排除すれば、部屋を広く使えて快適です。
特に管理対象物がなくなって考える必要なないので、プライベートは頭がすっきりした感じで過ごせます。
車を見直す
車を持つことで書かる費用はこちらで解説しています。
維持費がかかる
自動車は維持費や購入費がかかります。
車両代を考慮すると、どれだけ節約しても年間50万円、一週間に1万円は車の維持費に費やすことになります。
ということは、車を持たなければ節約につながるってことです。
なくても何とかなる
車はあったら間違いなく便利です。
どれだけ公共交通機関が整備されていても、日本は車社会だから道も整備されているし早く快適に目的地に行けます。
でもなかったらなかったでバスや電車があります。
田舎暮らしの時は1日にバスが2本しかなかったですが、バスに合わせて生活すれば車がなくても何とかなりました。
買い物は通信販売をすれば全然快適に買い物できます。
時間かお金か
ただし時間に制限がかかるのは間違いないです。
車を所有することで個人が最高の機動力を手にすることができ、より時間に融通が利く生活ができます。
車を持つということは、時間的な自由を手にすることでもあるので、より自由な生活とお金を天秤にかけて決めましょう。
買い替え頻度を減らす
お気に入りを長く使って支出を減らす
長く使えるモノを使うことで、買い替え頻度を減らして節約することが出来ます。
良いモノを買ってもメンテナンスしないと、すぐ壊れることもあるわけなので、買ったものは大事に扱ってメンテナンスして、長く使えるようにしましょう。
それも節約の一つになります。
スマホの画面割れを防ぐことができれば、不要な修理費もいりません。
ベッドはフランスベッドが長持ちします。
ひよた家の場合
10年以上の経験をもとに編み出した節約法を使って、我が家では家族3人で月額7万円くらいで生活しています。
携帯代も楽天モバイルを使って、ポイント払いで支払っているので4年くらい現金で支払ってないです。
無理のない節約法で快適に生活もできていて、貯金の速度も上がってます。
もう少しで年収300万円以下になっても生活できる環境が手に入るので、このまま節約を続けてセミリタイヤに向けて突っ走っていきます。