JVCのワイヤレスヘッドホンHA-S28BTを買いました。
ソニーのワイヤレスヘッドホンWH-CH510で満足していたはずが、JVCのワイヤレスヘッドホンがAmazonで2,000円弱で売ってました。ヘッドホンの方が長時間つけていて疲れないので、iPad用ということで購入することに。ピンク色だから使わなくなっても妻に渡せるのでポチりました。
バッテリーが少ないものの音質もエントリーグレードとして問題ないレベルだったので、初めてのワイヤレスヘッドホンにもおすすめです。
JVC HA-S28BT ワイヤレスヘッドホン
スペック
JVC HA-S28BT | |
---|---|
形式 | ダイナミック型 |
重さ | 約96g |
電池持続時間 | 約11時間 |
有効周波数帯域 | 20Hz-20,000 Hz |
充電端子 | micro-USB |
Bluetooth規格 | Bluetooth Ver.4.1 |
出力 | Power Class 2 |
使用周波数帯域 | 2.4GHz帯 |
バッテリーは11時間なのでソニーのWH-CH510が35時間ということを考えると少なく感じます。頻繁に充電すれば十分持ちますし、電池を切らしたことはないです。旅行とか充電できない環境なら厳しいですが、普段の日常使いには十分なバッテリーがあります。
前に持っていた中華性のワイヤレスヘッドホンなんて1時間でバッテリーが切れたので、ちゃんとしているメーカーの物を買ったほうがいいです。
外観

箱はオシャレです。

薄いプラのケースにはめ込まれてます。取り出した瞬間はチープな感じがします。

裏返した感じ。表面はマットな仕上げです。

右左の表示はマークがあるだけ。色で分かれてないので最初の方は戸惑うかも。すぐになれますが。
音質を比較
スペック比較
JVC HA-S28BT | WH-CH510 | MDR-ZX110 | |
---|---|---|---|
重さ | 約96g | 約132g | 約120g |
有効周波数帯域 | 20Hz-20,000Hz | 50 Hz-8,000 Hz | 12Hz-22,000Hz |
有線or無線 | ワイヤレス | ワイヤレス | 有線 |
他のヘッドホンと比べて気になるところなんて、重さと音質ぐらい。有効周波数帯域っていうのが音質に関わってくるんだけど、同じワイヤレスでもJVCとSONYのでは数値が全然違います。
- JVC HA-S28BT 20Hz-20,000Hz
- SONY WH-CH510 50Hz-8,000Hz
とだいぶ差があります。ただし聞いてみないとわからないのがヘッドホンということで聞き比べます。
例によって音の知識がほとんどない凡人が何となく感じたことを書いていくので悪しからず。
聞き比べたらわかる程度
音は聞き比べたらわかる程度です。SONYのワイヤレスヘッドホンと比べて値段の差が倍以上違うので、音が悪かったらどうしようと思ったけれど、だいたい同じくらいでした。
ってか比べたらJVCの方がスペック上は高くてびっくり。でも音質は変わらんけどね。しかし安いのに同じくらいってことは
コスパが圧倒的に高い!
ってこと。そりゃ有線の方が高音のノイズが少ない気がするのは、SONYのワイヤレスヘッドホンでの記事と同じなんだけど、SONYのWH-CH510は4,000円から5,000円。JVCのはAmazonで1,800円でしたからね。
黒色だと3,000円台だったけれど、それでもコスパが良いことには変わりなし。まぁ音質はスペック差ほどの差はありませんでした。
メリット
安くて軽い

重量が96gとiPhone13miniより軽いです。ワイヤレスなのにとっても軽いからヘッドホンのおかげで首が痛くなることはない。これだけ軽いのに音質はボチボチで日常使いに全然使えるレベルなので、こういうところに企業努力を感じます。
しかも安い。とにかく安くてピンク色はAmazonで1,800円くらいで買いました。黒色は3,000円台だったから迷ったけれど、屋内専用で使うつもりだったから一番安いピンク色を選択。
1,800円っていうのが異常に安いだけで、仮に3,000円台でも十分選択肢に入ってくる性能だと思いますよ。
コンパクトで持ち運びしやすい

SONYのWH-CH510と比べるとこんなにコンパクト。だからかさ張らないし荷物にならない。
耳当てのところがスイベルするだけだけれど、そもそもが小さいから機動性は抜群です。
ただ小さいあまり頭頂部のところが細いから、無理やりバッグに入れると折れそうで心配なので、そこのところは要注意。
デメリット
micro-USB端子で充電

なんと充電の端子はmicro-USBなんです。
だから多くのスマホや電子機器と端子が共有できないかも。我が家ではmicro-USBが現役なので常に用意はしていますが、micro-USBを淘汰した人にとっては辛いでしょう。頻繁に充電も必要ですし。

持ってない人も多いかも。使いづらいですからね。
格安中華ヘッドホンもmicro-USBなところが多いので、中華ヘッドホンよりはJVCの方が全然いいですがね。
耳当てが小さい

写真のとおり耳当てというかスピーカーの部分が小さいです。小さいし耳に直接スポンジが当たる形状をしているので、長時間使っていると耳が痛くなりがちです。

このようにスポンジは柔らかい素材になってますが、痛くなるときは痛くなります。
大きいヘッドホンだと耳を包み込むので耳が痛くなるってことは無いのですが、小さいがゆえのデメリットです。
大きくするとコンパクトさがなくなっちゃうので、ここはトレードオフってことで。
耳が蒸れやすい気がする
耳当てが耳に密着するので、耳が蒸れやすい気がします。
どうしても耳を完全に塞いじゃうので、逃げ場がなくなった湿気や熱がこもります。高温多湿は外耳炎になったりするので、人によっては長時間使用により不具合がでるかも。
正直なところわざわざ平らにしなくても、普通のヘッドホンみたいにドーナツ型にしたらいいのにとは思います。
有名メーカーの安いワイヤレスヘッドホン

格安中華ヘッドホンは音はこもるようで悪いしバッテリーはすぐ切れるしで散々でしたが、さすが国内メーカーのJVCって感じでコンパクトと音質と値段が高いレベルでまとまってます。
上に書いたデメリットが気にならないなら、SONYのWH-CH510よりもオススメです。安すぎて心配しましたが、すごくバランスのいいワイヤレスヘッドホンでした。