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Chromeで広告をブロックするAdBlock。安全性と使い方

※当ブログの記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

きっかけはYou Tubeの広告

You Tubeの広告が長い。広告があるからこそYou Tubeというサービスを維持できてるんだろうけれど、広告をスキップする作業が煩わしいときが多々あります。

YouTube Premiumに入れば広告はつかないしダウンロードも出来るしで解決するけど、出費は抑えたいしダウンロード機能は不要。なんか便利な機能はないかな~と調べて出てきたのがAdBlock。クロームブラウザの拡張機能としてありました。いろんなプラットフォームで展開しているみたいだけれど、とりあえずChromeから試すことに。

Chromeウェブストアから導入可能だったので、一抹の不安を抱えつつ導入。結果は大満足でした。詳しくはこれから紹介します。

AdBlock

特長

出典 AdBlock

AdBlockは2009年生まれで有名な広告ブロッカーです。※Wikipedia調べ

公式ページによると、世界で6500万人のユーザーが使用しておりChrome拡張機能版のダウンロード数は3億5000万回以上、さらに29万件以上のレビューを誇り結構有名だったみたい。

広告ブロッカーには怪しいイメージを持っていましたが、これだけのユーザーから支持されているところみると多少安心できます。ブロックできる広告は

  • Webサイトの広告
  • ホップアップ広告
  • バーナー広告
  • YouTube広告
  • Facebook広告

に対応していて、YouTube広告はデフォルトの設定でブロックしてくれます。

Chrome拡張機能のほか、safari用にiOS版とGalaxyブラウザ用のAndroid版があり他にもファイヤフォックスとかのバージョンもあります。

Chrome拡張機能版インストール方法

Chromeブラウザに対応したAdBlockです。

Chromeの拡張機能なので、インストール方法は他の拡張機能と全く同じで簡単です。

Chromeウェブストアにある

AdBlock — 最高峰の広告ブロッカー

のページからChromeにインストールすれば完了です。もしもアンインストールするときも、拡張機能から削除を選べば簡単にアンインストールできます。

AdBlockをインストールしたら、あとはChromeでYouTubeをみるだけ。これまで再生されていた広告が全く再生されなくなります。ほかにもウェブサイト上の広告を非表示にしてくれます。

初期設定ではシークレットモードでの使用を無効化されていますが、設定にて有効にすることもできます。

AdBlockの効果

AdBlockを有効にしてYahoo!を見てみると

こんな感じでしっかりとブロックされています。AdBlockは頻繁にアップデートをしていて、この記事を作った時のバージョンは2022年10月16日に更新されたVer5.2.0です。

AdBlockによる体感的な効果を簡記しますと

AdBlockの効果

  • ウェブサイトの広告部分をしっかりブロック。でも空白箇所ができる場合も。
  • 記事やブログに張り付けてあるアフィリエイトリンクはブロックされず、購入ページへのリンクに飛ぶことができます。
  • ホップアップ広告がなくなったので、クリックするたびにブラウザを閉じる手間がなくなりました。
  • YouTubeでは広告動画が流れたことはないです。
  • 同じパソコンでもアカウントの違うChromeを開くとAdBlockはインストールされてないので使うことはできません。
  • ただし同一アカウントなら違うパソコンでも同期されるので、勝手にAdBlockが有効になります。

と求めていたとおりの効果を得ることができました。また、やんごとなき理由によりAdBlockを一時停止する場合には

こんな感じで拡張機能のタブから簡単に一時停止することができます。

iOS/Android

AdblockはiOS版と

AdBlock for Mobile

AdBlock for Mobile

Adblock Inc.無料posted withアプリーチ

Android版の

AdBlock for Samsung Internet

AdBlock for Samsung Internet

BetaFish無料posted withアプリーチ

が用意されています。ただしsafariとGalaxyブラウザにしか対応していないのでYouTubeアプリでは使えません。

ブラウザでYouTubeを見ると広告はブロックされるのでiPhoneだと使いづらいながらもブロックはできるでしょう。

なおAndroidはGALAXY以外はブロックできません。GALAXY以外にも使えるアプリはあるのですが、AdBlockの公式サイトには記載がないので運営が違う可能性が高く、セキュリティ面に不安が残ります。そこで

Brave 広告をブロックする高速ブラウザ adblock

Brave 広告をブロックする高速ブラウザ adblock

Brave Software無料posted withアプリーチ

このBravveブラウザは広告ブロック機能がついているブラウザです。JavaScriptの生みの親であるブレンダン・アイクが開発し2016年からリリースされています。詳しいことは専門外なんですが、調べる限りだとChromeとベースが同じなのでセキュリティ面に不安は少ないようです。

使い勝手は他のブラウザと変わりなく、YouTubeを見るときには広告をブロックしてくれます。ただブラウザなのでYouTubeアプリのように快適に動作するとはいきません。一応ログインは本アカじゃなくてサブ垢で運用しています。

広告への通信量が減るので、データ通信量の節約にも使えます。

安全性・危険性

AdBlockは2019年にセキュリティの脆弱性が発見されています。ソースとなるニュース記事は発見できませんでしたが、複数のブログやサイトで紹介されているので間違いないでしょう。なんでも第三者にコードを書き換えられる可能性があって、ある日突然AdBlockが牙をむいてくる可能性があったそうです。

現在ではアップデートで改善されていますが、一度だけセキュリティ面に問題があったことは覚えておいて損はないでしょう。

また導入時にアクセス権限の付与が要求されます。

AdBlockが正常に作動していれば問題はないのですが、万が一さっきのような脆弱性が発見されてコードを書き換えられた場合、Amazonなどのログイン情報が盗まれる危険性があります。

6500万人というユーザーが利用している機能ですから、開発者側が不正アクセスをするなんてことは無いでしょうが多少のセキュリティリスクを負っていることを理解する必要はあります。

個人的にはあまり気にしてませんが。だって電話番号やメールに迷惑メールや営業電話がバンバンくるので、情報なんてとっくに流出してるだろうし。

全員が使うとネット業界は終わる

というのは言い過ぎかもしれないけれど、広告収入で食っている人の利益が下がるのは間違いないです。そもそもYouTubeだって広告収入があるからこそ巨大なサービスを提供してくれているんだろうし、便利な情報を発信してるサイトだって広告収入がなければサイトを維持する理由がなくなります。

どんな界隈にも仕事としてやっている人もいるわけで、労働収入が得られないのなら続ける意味がないしコンテンツの質も下がってしまいます。すると人がいなくなってオワコン化するわけです。

ただ広告ブロッカーがすべての人に広まるかというと、その心配はないと考えます。ちょっと古いですが2015年の総務省の資料によると2020年までにネットユーザーは43億人に達すると見込まれていて、現在では50億人を超えているなんて言う人もいるくらい。

そうなるとAdBlockを使っている割合は1割以下になる。しかも10年以上前にリリースされているのに数パーセントの人しか使っていないので、これから劇的に普及するとは考えにくい。だからネット業界が終わる可能性はないとはおもいます。

とはいえAdBlockによって快適になったことは間違いないです。セキュリティリスクと天秤にかけても広告でお悩みなら導入してもいいかもしれません。

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