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スリーコインズの首掛け扇風機をレビュー。おしゃれで軽いが弱点が3つ

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あまりにも熱いからスリーコインズの2wayハンズフリーファンが我が家に。まぁ奥さんが買ったんだけれども。

とりあえず薄型で一見して扇風機に見えないモバイルファンだったけれど、いろいろとデメリットもあったのでレビューします。

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スリーコインズの2wayハンズフリーファン

見た目がおしゃれで使いやすい

まず見た目がこれまでの首掛け扇風機と比べておしゃれ。
ぱっと見で扇風機には見えないシルエットをしています。

これまでの首掛け扇風機は、両端にファンがついていていかにも扇風機って感じでした。

こんな感じでいかにも扇風機って感じ。まぁファンが二つ付いているから、涼しくはあるのだろうけれど。

その点このハンズフリーファンなら、薄っぺらいポーチみたいに見えなくもないから、THE扇風機を身につけなくて済む。

どんなコーデにも合わせられるから比較的使いやすいんではないかな。
首から掛けるから置き忘れることもないし、使い勝手は良いほうだと思います。

背面にスタンドが付いているから、置いて使うことも可能。

デスクワークや自宅での作業にも使える2way仕様です。

軽い

ハンディ扇風機の性質上、常に持ち歩くものだから軽さは重要。
スマホを初め、持ち歩くことを目的にするものは軽さが命。

このハンズフリーファンも例外ではなく、軽ければ軽いほど良いジャンルです。

さっそく量ったところ、重さは143g。軽量なコンパクトスマホと同じくらい。ちなみに公式スペックだと147g。

スマホって150gと200gとでは体感の重さが全然違うから、この扇風機でも一緒。軽ければ軽いほどいい。
だから150gを切っている重さは軽い。

首からぶら下げても肩を凝りにくいし、長時間のぶら下げが可能です。

内臓バッテリー込みでこの重さというのもポイント。
乾電池式だと本体が軽くても、電池のおかげで結局重くなることもあるので。

風量は三段階あって、バッテリーの持続時間は

  • 弱風で4時間
  • 強風で1時間

が目安。
一日中使い続けるにはモバイルバッテリーが必須ですな。

ただしモバイルバッテリーは重いから、多少重くなってもモバイルバッテリーを持つか、バッテリーが切れたら扇子で対応するかは人それぞれ。

ちなみに扇子はダイソーがおすすめ。あたりを引いたら永遠に使い続けられるし。

薄型でコンパクト

この携帯扇風機を買う人は、ここで選ぶ人が多いと思う。

普通の扇風機みたいにプロペラがあるわけではなくて、ノートパソコンの冷却ファンみたいな薄型の羽がで送風するから、本体が圧倒的に薄型。
おかげで扇風機には見えないデザインをしているんだけれども

この形状だから横幅が大型スマホと同じくらい、縦幅はスマホより小さくて、小さいマウスより微妙に大きいぐらい。

このサイズ感は素晴らしく良い感じ。

カバンの隅にさっと入れられて場所も取らない。
まさにお出かけにぴったりなサイズ感です。

ハンズフリーファンの弱点は3つ

風量が弱い

結構なデメリットだとおもうんだけれど、これって風量が結構弱い。

送風口が狭いから、風の当たる範囲も当然狭くなるし、風量も微妙に弱い。

首からかけているなら弱風でも顔に当たる程度には風が飛んでくるんだけれど、デスクの上に置いて使うなら微妙な風しか飛んでこない。
個人的には優しい風の方が好きだからノープロブレムだけれど、扇風機なんだから強風でしょって人にとっては弱すぎる風量。

そういうときはオーソドックスなハンディファンがおすすめではあります。

ファンの掃除ができない

ハンディファンは基本的に掃除のための分解は出来ないし、非推奨な商品がほとんどだと思うけれど、実際のところプロペラのカバーは外せるものが多いし、いざとなったら隙間からプロペラを掃除可能。

でもこのタイプの扇風機は羽が小さいし隙間も少ない。
分解もできない構造だから、プロペラの掃除は実質無理と思った方がいいです。

頑張って隙間から棒を突っ込んでチャレンジしても、羽の数が多すぎてやってらんね。

扇風機って使えば使うほど羽が汚れてくるから、このハンディファンにも汚れは貯まってくるはずなんだけれど、そのホコリと共存して使う未来しか見えないのは辛いところ。

音が大き目

このハンズフリーファンの形状だと、結構音が大きいです。

ノートパソコンってファンが回ると「ファーーーーン」って感じの音が発生すると思うんだけれど、この扇風機はまさにそんな感じ。

多分電車の中で一人で使っていると、結構目立つ感じじゃないかと思う。まぁ電車はエアコン効いているし使わないかもしれないけれど。

おじいちゃんおばあちゃんが黙々と読書している図書館とか、風通しが無さ過ぎて無言の職場とか、隣の人が瞑想しているときに使ったら目立つこと必須。
暑がりだからエアコン効いてても扇風機を使いたいって人は注意が必要です。

36度以上の気温では注意が必要

環境省によると、気温が36度以上の状態で扇風機を使うと熱風を受けることになって逆に熱中症リスクが上がるようです。

出典:環境省「熱中症を防ぐには」https://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/manual/003-1.pdf

このマニュアルではスポットクーラーの排熱の向きに気を付けるよう言っているんだけれど、36度以上なんて猛暑日が増えた現代では普通にありえるし、扇風機のお陰で熱中症になったなんてたまったもんじゃない。

モバイルファンを使うときは外で使うときが多いと思うけれど、扇風機だからって猛暑の高温化では使わず、素直にエアコンが効いた場所に移動するか日傘でしのぐのがいいかも。

初めてのハンディファンなら普通のがおすすめ

こんな感じでスタイリッシュで一見してモバイルファンに見えないのがメリットだけれど、デメリットもいろいろとある。

首掛け式だから両手が開くのがいいんだけれども。

ただし初めてモバイルファンを買うなら、普通の扇風機の羽がついたタイプの方が風量・音ともに優れています。

けれども薄さや見た目の良さは唯一無二のメリットではあるから、使い分けるには検討してもいいかも。

スリーコインズの2wayハンズフリーファンは終売なので、似ているものはこちら

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