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Apollotechの防湿庫をレビュー|カメラの保管庫として最高!

2022年7月2日

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カメラとレンズの保管のために防湿庫を買いました。

Apollotechという聞いたことがないメーカーの製品ですが、ちゃんと使えています。

防湿庫を買ってからカメラの管理がとても楽になったので、レビューしていきます。

メリット

  • 湿度管理がめっちゃ楽
  • カメラ用品の置き場になる
  • マグネットを取り付け可能

デメリット

ほぼなし

カメラを持ってるなら買って損はない製品です。

なぜ防湿庫を買ったのか

防湿庫なんてカメラのガチ勢が買うもので、「ちょっとカメラが好きぐらいならドライボックスで十分でしょ」なんて思ってました。

でもドライボックスが手狭になってきて買い替えを検討したときに、

 「ドライボックスって除湿剤の管理が面倒じゃね?」

と思いまして、実際ドライボックスに入れている除湿剤の面倒は週に一度は見るべきなんですが、これが実践できた試しがないです。すっかり湿気を吸って除湿剤の効果がないまま放置したことなんて星の数ほどあります。

それならいっそ防湿庫を導入したほうがいいんじゃないかということで検討しました。

そもそもカメラやレンズって収納しやすい形じゃないので、パズルみたいに収納できません。

せっかくドライボックスにいれても、カメラは高いガジェット。

外部からの衝撃に気を使ったり、除湿剤の管理がめちゃめちゃ面倒です。

ということで楽をするために防湿庫の購入を決定しました。

Apollotech 20L防湿庫を導入

Apollotech
容量20L
最大出力5w
湿度設定範囲25%~60%(±3%)
除湿方式ペルチェ式
サイズ(mm)横250×奥行350×高さ390
重量約3.7KG
価格約7,000円

湿度はダイヤルで設定

Amazonで一番安かった防湿庫を買いました。

Apollotechという聞いたことが無いメーカーですが、やってることは除湿だけなので「まっ大丈夫でしょ」ということで選択。

湿度調節は同価格帯の防湿庫と同じくダイヤル式で調節します。

湿度計も設置されているので外から湿度も確認できます。

ちなみにアナログ式の湿度計とズレがあるので、アナログ式を目安に設定しています。

背面に電源コードを直角に差すので壁にべた付けはできないですが、背面から湿気を排出する方式なので隙間が出来て好都合です。

施錠できる

鍵があるので、子どもに勝手に触られないようにするのに重宝できます。

泥棒ならガラスを叩き割って盗んでいくので、防犯対策にはならんでしょうが子どもがどっかやっちゃう事故は防げます。

これもドライボックスにはないメリット。

電気代は1日2円

最大消費電力は5wです。

商品ページによると一日の電気代は2円

最大消費電力の5wが24時間続いたとしても3円です。

ドライボックスの除湿剤代のことを考えても、ランニングコスト代は秀逸の一言です。

電源コンセントはデカめなので差すところには注意。

防湿庫のメリット3つ

防湿庫なので、やってることは除湿ただ一つなんですが使っていて3つのメリットに気が付きました。

もっと早く買っておけばよかったと思うメリットだったので紹介します。

湿度管理がめっちゃ楽

一番のメリットがこれです。

ドライボックスだと除湿剤の量で湿度が変わったり、除湿剤を交換し忘れて精神衛生上悪かったり。

それに除湿剤の種類によっては塩分があるので、保管には一層神経を使います。

まるで爆弾を抱えながら寝てるみたいなもんです。

電子式の防湿庫に買い換えることで、湿度は永遠に自動調整してくれてカメラとレンズをカビから守ってくれます。

カメラを保管するときにも気を使っていたドライボックスと比べるとめっちゃ快適。

その快適を7,000円で買えるなら安いです。

カメラ用品の置き場になる

カメラ用品って結構保管が面倒です。

保管場所を分けちゃうと、いざ使うときに探さないといけないし見当たらなかったら焦る。

焦ると事故や失敗をしやすくなるので、心の安定は出来るだけ確保したいところです。

カメラ用品を一箇所にまとめる意味でも防湿庫は有能です。

マグネットで取り付け可能

防湿庫って外装が金属でできているやつがほとんどです。

ということで、内外問わずにマグネットが使えるので、保管の時に一役買ってくれてます。

GoPro HERO9はマグネティックスイベルクリップを使ってるので、内側の壁に貼り付ければカメラの邪魔にならなくて便利です。

もちろん外側にも取り付け可能。

ライバルと比較

この価格帯のライバルと言ったら、

競合機種

  • HOKUTO HS-25L
  • Re:CLEAN RC-21L

なので、これらとの比較表を作りました。

ApollotechHOKUTO HS-25LRe:CLEAN RC-21L
容量20L25L21L
最大出力5w4W3.5w
調節方式ダイヤル式ダイヤル式ダイヤル式
除湿方式ペルチェ式ペルチェ式ペルチェ式
湿度計デジタルデジタルアナログ
サイズ(mm)横350×奥行250×高さ25.5横380×奥行258×高さ295横350×奥行27.5※湿度パーツ含む×高さ25.2
重量約3.7KG約5.5kg約4.6kg
価格約7,000円約10,000円約8,000円

ほとんど変わりがないので、値段とデザインで選べばいいと思います。

総評|安くてもバッチリ使える

デメリットは無いに等しい

メリットしか紹介してませんがデメリットが思いつかないだけです。

唯一思ったのは故障リスクですが、ドライボックスの除湿剤のランニングコストを考えると相殺されるのでデメリットにはならないかなと。

何よりもカメラやレンズがカビないかという不安がどっか行くのでメリットの方がでかいです。

結局のところ安心を買うようなものです。

出来るだけ大きいほうがいい

20Lのを買いましたが、すでに容量がいっぱいです。

カメラを2台、レンズを計6個とGoPro2台+αを入れています。

これ以上のレンズや機材が増える予定はないので、今がピッタリですがもしも買うなら容量は大きい方がいいです。

マイクロフォーサーズマウントなので20Lでやっていけてますが、それ以上の一眼レフだとより大きい容量が必要です。

5年保証

中華臭がただよう防湿庫ですが、5年のメーカー保証がついています。

5年も付くってことは、もともと故障リスクが少ない商品なんだろうと思ってます。

それに5年も持ったら満足です。

高耐久なら乾燥剤方式

Apollotechの防湿庫を含め、この価格帯の防湿庫はペルチェ式防湿庫です。

電子式防湿庫には乾燥剤方式とペルチェ方式の2つの方式があります。

ペルチェ式防湿庫の寿命は10年くらいとされており、早いと2~3年だそうですが、これは保証でカバーできます。

一方乾燥剤方式は、ほぼ永遠に使い続けられるそうで、20年以上使っているレビューが散見されます。

もしも今後防湿庫の容量が増えない予定で高寿命の物がよければ、乾燥剤方式の物を選べばいいでしょう。

25Lの乾燥剤方式防湿庫だと

こちらがオススメです。

とにかくカメラやレンズをカビから守りたいなら、買って損はない製品でした。

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