Galaxyのミドルレンジスマホ、M23 5GがSIMフリーでアマゾンで買えるようになったニュースは私にとっては大ニュース。
本当はSIMフリーのSシリーズを待ちわびているんですが、ミドルレンジでも買えるようになるのは大きな一歩です。
おサイフケータイが未対応なのが痛いですが、カメラ性能を重視する私にとって買いなのか検討します。
ただ結論としては
ここで紹介するスマホの方がおすすめで、同じ価格帯だとMi11 lite 5Gがイチオシなのでその理由も含めて解説します。
求めるスマホ
カメラ性能が高い
カメラ性能が高いのは最優先です。
前はスマホはあくまで携帯電話、写真は一眼レスということですみ分けてたんですが、やっぱりローレンジのスマホはカメラ性能が低いです。
グーグルカメラが使えるPIXELに乗り換えて以降、いい感じの写真が撮れるカメラがスマホのサイズに収まっている便利さを痛感し、スマホにカメラ性能を求めるようになりました。
特にレンズの明るさと動画の手振れ補正能力を重視します。
おサイフケータイ
通勤でモバイルスイカを使っていますが、財布を出さずに改札を通れるのはめちゃめちゃ便利です。
ということで、おサイフケータイは持っててほしいんですが、残念ながらM23 5Gは入ってないです。
動画編集可能な処理能力
ホームビデオで自動編集するときはQUIKっていうアプリで自動編集しています。
このアプリは動いてほしいので、ミドル以上の性能は欲しいです
スペック
発売日 | 2022年4月21日 |
CPU | Snapdragon750G |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128G |
ディスプレイ | 6.6インチ 2,408×1,080 液晶 |
リフレッシュレート | 120Hz |
バッテリー | 5,000mAh |
背面カメラ | 広角5000万画素 F1.8 超広角800万画素 F2.2 マクロ200万画素 F2.4 |
インカメラ | 800万画素 F2.2 |
ビデオ撮影 | 4K 30fps |
スピーカー | ステレオスピーカー |
セキュリティ | 指紋 |
防水防塵 | - |
おサイフケータイ | - |
ワイヤレス充電 | - |
サイズ(mm) | 165.5 x 77.0 x 8.4 |
重量 | 198g |
価格 | 40,982(税込)※Amazon価格 |
処理速度はぼちぼち
搭載されるSnapdragon750Gは2020年9月に発表されたチップです。
Antutu(v9)だと40万点ぐらいで、Snapdragon765Gに近いスペックを持っています。
Snapdragon765G搭載のスマホは4万円前後で販売されていることが多く、値段なりのスペックと言えるでしょう。
私はSnapdragon765Gが乗ったPIXEL4a5gを使っていますが、
は何とか動くのでM23 5Gでも動くと思います。
手振れ補正能力を調べた
光学手振れ補正(OIS)は非搭載
M23 5G日本語公式ホームページには手振れ補正能力を含め具体的なスペック表が乗ってないのが痛いところです。
他のメーカーでも海外版HPだと詳しいスペックが乗っているのに、日本語HPだと詳しいスペックが乗ってないところが多い印象です。
日本だとみる人が少ないんですかね?詳しいところも見たい性分としては、もうちょっと親切にしてほしいな~っていうのが本音。
それはさておき、M23 5Gのフィリピン版のページには詳しいスペックが乗ってました。
グローバル展開されている端末だと、海外サイトに行ったらスペックが見れるのは良いところです。
とりあえずレンズが動いて手振れ補正してくれる光学手振れ補正「OIS」がNo!って書いてあるので、手振れ補正してくれません。
写真撮影での手振れ補正は光学手振れ補正でないとできないので、手振れ補正が必要な夜間撮影はちょっと厳しいスペックですね。
電子手振れ補正(EIS)は入っている
海外だとすでに発売済みみたいで、YouTubeにレビュー動画が上がっています。
この中で動画性能をレビューしていただいている方々の動画を拝見すると、
歩きながらの撮影では手振れ補正が入っているのがわかります。
でもメインカメラでの撮影では端っこが歪んだり波打ったり、チラついたりしているので、高い性能ではないようです。
Galaxyの特徴であるスーパー手振れ補正も搭載しており、これだと歪みが少ないのでいい感じに撮れますが、超広角カメラを利用して取っている動画なので解像度の感じは下がってしまいます。
気に入ったところ
メインカメラが結構いい性能
OIS未搭載とはいえ、メインカメラのレンズがF1.8なのはいい感じ。
暗いところでもある程度ノイズが抑えられそうで、明るいレンズ好きの私にとってはありがたいです。
センサーサイズがわからないのが気になるところですが、仮にサムスン製センサーを搭載していたとするとラインナップ中の5000万画素センサーで最も小型なセンサーで1/2.76と、一昔前のコンパクトデジタルカメラより大きいサイズなので、ある程度の写りは期待できそうです。
超広角カメラはよくある800万画素なので、センサーサイズを含めてあまり期待は出来なさそうです。
スーパー手振れ補正搭載
この価格帯でもスーパー手振れ補正が搭載されているのはうれしいです。
前にGalaxyA7っていうスマホを使ってましたが、これは当初4万弱ぐらいのスマホでした。
グローバルモデルの発売が2018年と今からだと3~4年前になる端末なので、動画撮影性能は低めでスーパー手振れ補正も搭載されていませんでした。
使っていたGalaxyS10のスーパー手振れ補正は結構使い勝手がいいので、ミドルレンジでスーパー手振れ補正が使えるのはいい感じです。
120Hzのリフレッシュレート
実は120Hzは体感したことがないです。
60Hzだとスクロールした時にどうしてもリフレッシュレートが追い付いていないので、ちょっと目が疲れます。
ずっと60Hzのスマホしか使ってないので、1秒間に120回書き換わる120Hzは魅力的です。
残念なところ
おサイフケータイ未搭載
カードで代用できるとはいえ、おサイフケータイが未搭載なのはやっぱり惜しいところです。
近くの買い物だったら財布を持たずに出かけることが出来て、カードを出す手間を減らすこともできるので日本でミドルレンジで発売するなら積んでいてほしかったです。
初のキャリア外販売端末なので、やっぱり残念なところです。
動画は30FPSまで?
調べている限り、60fpsで撮影されている動画がありませんでした。
また海外のM23 5Gとの比較表を公開してるホームページもいくつか拝見しましたが、すべて30fpsの記載しかなかったです。
HDだとスローモーション撮影もできるので、なぜ見つからないのか疑問でならないのですが、60fpsの撮影が必要なら実機を見て確認する必要があります。
手振れ補正は残念
手振れ補正の動画を見てもわかる通り、動画撮影時の手振れ補正能力がちょっと引っかかります。
チラつきは価格帯から覚悟してたところがありますが、波打ったりゆがみが出るのは妥協できないところ。
動画撮影を求めるならちょっと厳しいスペックかな~と思います。
Mi11 lite 5Gの方がいい
初のopen販路でのGalaxyということで期待したんですが、思ってたより手振れ補正の性能が良くなく、ちょっと私には合わなさそうです。
M23 5Gは
Galaxy M23 5Gが向いている人
- 大きい画面がいい
- 重くても大丈夫
- 動画の手振れは気にしない
- おサイフケータイは不要
- ゲームはあまりしない
という人ならいい感じのスマホですが、それならMi11 lite 5Gがほぼ全ての面で上回っているので積極的に進められるスマホではないです。
Amazonで買える初めてのGalaxyでしたが、次回作に期待したいです。