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不妊治療を受けた体験談

2022年1月19日

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自分には全く縁がないと思っていた不妊治療。

しかし2人目不妊となってしまい、タイミング法から体外受精まで一通りの治療を受けることになりました。

ここでは不妊治療にかかった費用と期間、あとは医療費控除について備忘録として記録しようと思います。

ちなみに治療は令和3年に受け、今後不妊治療の保険適用が広がれば費用は変わってくると思います。不妊治療の経済的負担が減るよう、一刻も早い保険適用を望んでいます。

不妊治療は5.5組に1組

国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、妻の年齢が20~49歳までの5,334世帯のうち不妊治療を受けたことがあると回答した世帯は18.2%。

つまり5.5組に1組が不妊治療を受けたことがある計算になる。

そして不妊の原因は男女でそれぞれ50%ずつと言われていて、最初の通院では夫婦そろって通院しないと原因がわからない可能性がある。

出典 国立社会保障・人口問題研究所 第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)

タイミング法はちょっと安い

期間

妻の月経は4週間で安定していて、月に一回はチャンスがあった。

タイミング法は医師からアドバイスをもらって周期に合わせて仲良しするという感じで、妊娠しやすいよう投薬も行う。

2か月はこのタイミング法で治療を受けることに。

費用

保険適用額自由診療額合計
4月15,13014,46029,590
5月14,45013,60028,050
合計57,640

人工授精の費用から高くなる

期間

人工授精は3か月治療を受けた。

病院に行く回数もちょっと増え、精液採取のため夫側も通院する必要がある治療になる。

費用

保険適用額自由診療額合計
6月9,19016,86026,050
7月12,12026,04038,160
8月10,08033,04043,120
合計107,330

体外受精の費用は高い

期間

体外受精は顕微授精も同時にすることに。

実際に治療を受けて思ったのは、採卵に備えて排卵数を増やす治療に1か月、採卵に1か月かかり、採卵後の母体の状態によってはさらに1か月かかり、1回につき2~3か月かかる治療ということだった。

これは結構負担が大きくて、厚生労働省によると妊娠率も30%~40%ぐらいで、人工授精や自然妊娠の可能性にかけるのか、それとも体外受精を受けるかどうかは結構悩むことになる。

出典 厚生労働省 不妊治療の実態に関する調査研究 最終報告書

費用

保険適用額自由診療額合計
9月2,14082,00084,140
10月2,440340,980343,420
11月8,918154,780163,698
12月6,88124,14031,021
合計622,279

体外受精となると自由診療の金額がかさんで治療代が段違いになる。

採卵後に胚移植できたらよかったけれど、母体の状態が良くなく肺凍結することにした。

助成金もあるけれど、胚移植しようがしまいが金額は変わらず、自己負担額は増加する。

助成金は国や自治体から

不妊治療に関する助成金は各自治体によるので、居住地によって違う。

参考ですが我が家の自治体では体外受精で30万円くらい、その他の治療の助成に5万円くらいで、35万円くらいが助成金として支給を受けた。

出典 厚生労働省 不妊に悩む夫婦への支援について

医療費控除

医療費控除は1年で支払った医療費のうち、10万円を超える分の所得控除を受けられる制度です。

スマホの確定申告で簡単にすることが出来た。

スマホとマイナンバーカードで簡単に行える。→国税庁

参考 医療費控除を受ける方へ - 国税庁

おかしいと思ったらすぐに病院へ

1人目が自然妊娠でしたから全く縁がないと思っていた不妊治療だけど、いざ自分たちが治療を受けると知識が必要だったり助成金を受ける手続きが必要だったりした。

不妊治療を受ければ、おそらく助成金を受け取れるくらいの治療費はかかってくると思うので最寄りの自治体に必ず相談することをオススメする。

あと治療を受けていて思ったのは、治療を受ければ大なり小なり妊娠する可能性が上がるということで、ちょっと引っかかたり違和感を感じても、とりあえず通院することをオススメする。

男女ともに子どもが出来る年齢にはタイムリミットがあるので、結果は人それぞれなので全員に結果が訪れるわけではないのが非情なところだけれども、原因を知ることも人生の一歩だった。

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