ワイヤレスヘッドホンを初めて買ったけれど、あらためてワイヤレスの偉大さを感じました。有線ヘッドホンでもよかったんですが、音質を気にしないならワイヤレスが快適で生活が向上している感じがします。
ソニーで一番安い有線ヘッドホンから一番安いワイヤレスヘッドホンに乗り換えたので、その差を含めてレビューします。ぜひ参考にしてください。
メリット
- ワイヤレスは快適。価格差以上
- 軽量で首に優しい
- カナル式より耳が痛くならない
デメリット
- ノイズキャンセリング無し
- 音を目当てで買ったらダメ
ワイヤレスは快適!
SONY WH-CH510 ワイヤレスヘッドホン
スペック
SONY WH-CH510 | |
---|---|
形式 | 密閉ダイナミック型 |
重さ | 約132g |
電池持続時間 (連続再生) (連続通話) (待ち受け) | 最大35時間 最大30時間 最大200時間 |
有効周波数帯域 | 50 Hz-8,000 Hz |
充電端子 | USB Type-C |
Bluetooth規格 | Bluetooth Ver.5.0 |
出力 | Power Class 2 |
使用周波数帯域 | 2.4GHz帯 |
重量が132gとその辺のスマホよりも軽いです。だからつけていてもヘッドホンのせいで首が痛くなることは少ないです。
充電端子がUSB Type-Cなのは良いところで、他のガジェットと端子が共有できます。
Bluetoothには出力っていうのがあって接続可能な距離がわかるんだけど、これはクラス2、つまり10mぐらいまで届きます。でも電波が2.4Ghzなので電波干渉を受けやすく、使っていて5mぐらいが限度って感じです。
外観
安かったので白色を選択。
楽天市場で4200円ぐらいでした。
内容物は最小限です。USB Type-Cケーブルが付いてます。
白色のガジェットもいいですね。
いたって普通のイヤーパッドです。耳全体を覆うタイプではないです。
質感も4~5000円のワイヤレスヘッドホンとしては普通。全体的にプラスチッキーな感じです。
電源はUSB Type-Cです。
右側は赤色で強調されてます。おかげで右側が分かりやすいです。
ヘッドのところはプラスチック。合皮は劣化するのでプレスチックで良かったです。
ソニー製格安有線ヘッドホンと比較
スペック比較
WH-CH510 | MDR-ZX110 | |
---|---|---|
重さ | 約132g | 約120g |
有効周波数帯域 | 50 Hz-8,000 Hz | 12Hz-22,000Hz |
まぁ有線ヘッドホンのMDR-ZX110と比較して気になるのは重さと音質でしょう。
スペック上は音質を示す有効周波数帯域に差が出てます。ちなみに高級モデルのWH-1000XM5だと数値は”4 Hz - 40,000 Hz”となっていて圧倒的。
でも実際に比べてみないことにはわからないので、ソニーの安いワイヤレスヘッドホンと安い有線ヘッドホンで比較します。ちなみに音の知識はほとんどなくて、素人が何となく感じた感想なので悪しからず。
音質は比べたらわかる程度
まぁ買い換えた時は音質の差なんて感じませんでした。でも記事にするんだからちょっと真面目に比較します。でも素人が聞き比べてた程度なんで、そこのところは堪忍してください。
素人がYouTubeやテイラースウィフトの音楽をなんとなく聴き比べた感じだと
WH-CH510とMDR-ZX110の差
- 有線の方が高音が澄んでいる
- ワイヤレスは音割れしやすい気がする
- 低音は同じくらいな気がする
- 装着感はどっちも軽め、比べたら有線の方が軽く感じる
という感じで、ヘッドホンを何度も付け替えて聞き比べたら”何となく違う気がする”という感じです。
テイラースウィフトの音楽を聴き比べると高音に差があるような感じがありましたが、YouTubeの視聴程度なら大した差は無いように感じました。
スペック表だと結構差がありますが、スペックだけじゃわからんもんですね。
だからMDR-ZX110とは”有線かワイヤレスか”という違いだけという感じです。音にこだわりがあるなら、そもそもMDR-ZX110は選ばんと思いますし。ワイヤレスが不要ならMDR-ZX110は良い選択肢だと思います。2000円くらいで買えて安いし。
メリットとデメリット
メリット
- ワイヤレスは快適。価格差以上
- 軽量で首に優しい
- カナル式より耳が痛くならない
ワイヤレスは快適。価格差以上
パソコン用に有線ヘッドホンのMDR-ZX110を使っていたんですが、やっぱりワイヤレスはすばらしい。安いしパソコンの前だけだし有線ヘッドホンで十分と思ったけど、思った以上に席を立つ頻度は多くてその度に有線が引っかかるのがストレスと気づきました。
だからワイヤレスにするだけで生活が快適に。価格差は2000~3000円だったけれど初めからワイヤレスヘッドホンを買っておけば良かったです。
ただバッテリー残量は英語で教えてくれます。日本語に変更できないのは残念。
軽量で首に優しい
重量が132gと有線ヘッドホンに負けず劣らずの重さです。高級ヘッドホンのWH-1000XM5は重さ250gぐらいだから、だいたい半分の重さ。
軽量っていうのはヘッドホンをつけっぱなしにしている身としては非常に重要で、特にパソコン作業なんて肩や首がこるから死活問題。軽量なおかげで首が痛くなることはないです。痛くなる時はたぶんヘッドホン以外が原因。休憩しましょう。
カナル式より耳が痛くならない
ヘッドホン導入前にはカナル式イヤホンを使ってましたが、長時間使うと耳が痛くなります。
カナル式イヤホンの方が耳が密閉されるので音質は良く聞こえるのは良いところだけど、1時間ぐらいが限度なのが辛いところ。しかも耳が完全にふさがるので湿気がたまって不快な感じになります。
その点ヘッドホンなら、正しくつければ耳も痛くなりにくいし耳の中も不快にならない。だから長時間使うにはヘッドホンの方がいいんです。
デメリット
- ノイズキャンセリング無し
- 音を目当てで買ったらダメ
ノイズキャンセリング無し
価格帯からしたら当然ですが、ノイズキャンセリングはついてません。
子どもがいるので外の音を完全に遮断すると具合が悪いので、ノイキャンはついてても使えないからノープロブレムだけれど、ノイキャン必須な人は要注意です。
基本的にノイキャンが不要な環境で生活してきたからノイキャンの有用性を感じないので、その点が参考にならないのは悪しからず。
音を目当てで買ったらダメ
やっぱり数万もするワイヤレスヘッドホンや、同価格帯の有線ヘッドホンと比べると軽い音で全体的な音の厚みがありません。
ちゃんとしたメーカーのワイヤレスヘッドホンだと、このヘッドホンはエントリーな価格帯になるので「音がいいワイヤレスヘッドホン欲しい!」なんてヘッドホンではないです。
どっちかというと「音にこだわりは無いけどワイヤレスがいい。」という人向けのヘッドホンです。手軽に音楽や映画を楽しみたいのならいい選択肢です。
ワイヤレスは正義
やはりというか有線とワイヤレスじゃ使用感が全然違います。
ワイヤレスって超快適。音にこだわりが無いんじゃあワイヤレスが圧倒的に便利です。ただ有線は接続の設定は不要だし単純構造なので壊れにくい(と思う)ので旅行の時に子どもに聞かせる用に置いときます。子どもだとイヤホンが耳に入らないからヘッドホン一択になるので。
バッテリーも最大35時間のスタミナは快適です。使っていても週に1度くらいしか充電しないです。
ともかくワイヤレスにして作業が快適になったので買ってよかったガジェットでした。
安くするならJVCがオススメ
安いといっても4000~5000円するヘッドホンだから、有線ヘッドホンと比べるとどうしても高くなっちゃう。
「安いワイヤレスヘッドホンないかな~」と思っているあなた!ありまっせ!
JVCのHA-S28BTっていうワイヤレスヘッドホンなら2000~3000円で買えちゃいます。僕が買ったときはピンク色が1800円ていう意味わからないくらい安かったのでピンクを買いました。
バッテリーが少なかったり充電端子がマイクロUSBだったりと安い理由はありますが、音質は同じくらいで格安中華ヘッドホンより全然いいです。よければ参考にしてください。