ロボット掃除機は安いものでも1万円くらいする高い買い物です。
今回はAnkerのEufy RoboVac 11Sを使用して、ロボット掃除機がおすすめな理由とデメリットを解説します。
Eufy RoboVac 11S
Ankerは中国に本社を置く企業で、品質も高く信頼性も高いアイテムを販売しています。
そのAnkerが販売するロボット掃除機の中でエントリーモデルがEufy RoboVac 11Sです。
エントリーモデルなので高性能な機能は省かれていますが、ロボット掃除機を経験したことのない方にとっては必要十分な機能が備わっているでしょう。
メリット
自分時間が増える
私は掃除が好きで、自分で掃除機をかけるのが楽しいのですが、それでもロボット掃除機を購入して良かったです。
外出前や寝る前に設定すれば、帰宅した時や朝起きた時にきれいな床の上を歩くことが出来ます。
床を歩いた時にザラザラする感覚はなく、きれいに掃除されているのがわかります。
スマートリモコンでスマートスピーカー対応
スイッチボットなどのスマートリモコンを利用することで、アレクサなどのスマートスピーカーと連携することができます。
スマートスピーカー対応の物はちょっと高くなりがちで、数千円高いモデルが多いです。
リモコン対応モデルならスマートリモコンで設定すれば、スマートスピーカー対応モデルでなくてもスマート家電化することが可能です。
これが結構便利で、ほんとなら屈んでボタンを押さないといけないところを短縮できるのでいい感じに使えます。
自分で掃除機をかけるよりキレイなことも
掃除機を丁寧にかけた後でロボット掃除機を使用した場合でも、驚く量の埃がダストボックスに詰まっています。
なんなら2連続でロボット掃除機をかけても埃がたまっているので、家の中は常に埃が舞っているんでしょうね。
自分で掃除した時に比べて、まんべんなく掃除してくれるので掃除し忘れた場所がなく確実にゴミを吸引してくれます。
デメリット
耐久性が未知数
ロボット掃除機が本格的に普及してまだ10年くらいです。
日進月歩で進化してはいますが、すぐ故障したとのレビューもあるのでどれだけ持つかはわかりません。
まだまだ成熟しているとは言えない分野ですから、耐久性は未知数です。
消耗品がある
フィルターや回転ブラシは消耗品扱いです。
これが結構はやく傷んでくるので、予備が同封されているとはいえ本来の交換サイクルで使っていると消耗品代が高くつきます。
寿命を延ばす方法はありますが、基本的に買い替えが必要になるので、ランニングコストがかかる商品です。
機種によってはセンサーが悪い
センサー性能が悪い機種だと、壁に当たっても進み続けたり、乗り上げて立ち往生する場合があります。
Eufy RoboVac 11Sはセンサー精度が高めなので、安心して使用はできます。
でも階段では落ちた時のダメージが大きいので利用しない方が吉と思います。
床に障害物を置いたらだめ
障害物に当たると効率的な掃除ができません。
また必要なものも吸い込む可能性があるので、床を片付けておく必要があります。
しかも絨毯とかマットを敷いていると、マットの下を掃除しようとすることがあり終わってみるとえらいことになってます。
高機能のはとても高額
マッピング機能やダスト回収機能など、高機能な性能がついているモデルは5万円や10万円を超えるものもあります。
コストパフォーマンスを求めるなら、ベーシックモデルで十分でしょう。
掃除機はいる
ロボット掃除機があるからといって、従来の掃除機が不要になることはありません。
ロボット掃除機が苦手な場所は自分で掃除しないといけませんし。
ロボット掃除機では掃除できない場所を掃除するために掃除機は必要です。
ロボット掃除機の掃除が必要
ロボット掃除機を長く使うと、ローラーやブラシに髪の毛や埃がたまります。
これを手やブラシとかで掃除するのは骨が折れる作業なので、ここは掃除機で吸いながら作業しましょう。
そのため、ロボット掃除機のためにも別で掃除機が必要です。
給電に失敗する
ロボット掃除機には給電スタンドがあります。
ただしこれがロボット掃除機が動かして給電できず力尽きていることが多々あります。
それに対する対処策はこちらです。
総評
ロボット掃除機は使いこなせば、なくてはならないものです。
ただしデメリットも多いので、特性を理解して購入しましょう。
AnkerのEufy 11Sは保証期間も18か月と長めでおすすめなモデルとなっています。