LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 を落としてしまった
約50cmの高さから落下
これは約1年前のこと。
LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. H-X015-K を買ってすぐのことでした。
ふと椅子に座って右手を離した途端、ゴトッと不穏な音が。
右手にはズミルックス15mmを取り付けたOM-D E-M10MK3を持っていました。
ストラップを手首に巻き付けていたから、手を離しても宙ぶらりんになって無事のはず。
ところが巻きつけが甘かったのか、ストラップが解けてカメラが落下。
完全に手首からストラップが外れたわけではなかったけれど、悲しいかなストラップの長さより床への高さの方が短かった。
金属製の床へとダイレクトに落下。
落ちた瞬間、目の前が真っ暗になった。
プロテクターが少し曲がった
絶望しながら拾い上げてみると、意外や意外、カメラとレンズに大きな傷はありませんでした。
でもレンズプロテクターのフチが曲がっちゃったかな。
もう処分しちゃったから画像はありませんが…
つまりレンズから落下したということです。
意外と無傷だったから、そのまま撮影続行。
室内撮影ばかりだったからバチバチの解像感ある写真は撮れなかったし、この時は大それたことになるなんて思ってなかったです。
修理点検と結果
一見して大丈夫だけれど点検に出す
帰ってみて万年初心者ながら自主点検します。
- AFに異常はないか
- レンズから異音はしないか
- 全体的な解像力はどうか
をチェックしたけれど、一見して異常は見当たりませんでした。
でも落としてしまった故、なんとなくだけれど解像感が違うような…
落としてしまった先入観もあって、レンズとして終わった気がする。
なんだか光軸やらズレてたら嫌なんで、やっぱり修理点検に出すことに。
修理先はパナソニックの宅配修理サービスを利用。
レンズの品番を入れたら、あとは申し込みフォームに従って送付。送料は往復とも自腹です。
しかも支払いは代引きのみだから、代引き手数料も必要。
正直なところ銀行振り込みとかカード払いに対応してほしかった。
送付したら修理センターからの電話を待ちます。
結果は異状なし
だいたい送付してから1週間以内に電話があったと思います。
メールじゃなくて電話でかかってきました。
恐る恐る電話に出て、光学系や解像度に異常がなかったか聞いたところ、
「光軸、AF、作動確認など一連の点検を行いましたが異常はありませんでした。」
ということで、メーカーからのお墨付きももらったことだし安心して使えます。
点検費用は送料込みで数千円だったかな。
ただやっぱり代引きはやめて欲しかったな~。
猛省と防止策
カメラとレンズは精密機器
カメラとレンズは精密機器。これは肝に銘じておきたい。
いまや写真なんてスマホで十分キレイに撮れるし、スマホは多少落としても大丈夫なように作ってあるから忘れがちだけれど、カメラはスマホよりも何十倍も繊細なもの。
そりゃスマホよりも写真としての性能は遥かに高いからね。出来ることも多いし。
当然スマホにはない部品があるわけで、耐衝撃にはどうしても弱くなります。
ストラップは首から外さない
カメラ落下対策の基本はストラップを必ず身に着けること。
これを忠実に守れば、今回のようなことは防げたはずです。
横着をしてストラップをしっかりと巻きつけなかったことが原因ですし。
手首に巻くのは、ちょっとしたことでほどける可能性があることがわかったから、これからはストラップを首に通してカメラを使うことを徹底します。
どれだけ短時間でも、ちょっとしたことでもストラップは首に掛ける。
マイクロフォーサーズのレンズは安いといえ、横着でレンズを買い替えるケースは避けたいですから。
ストラップはデザインが気にならなければ付属のストラップで良いと思います。
ただ機能性を求めるなら追加で買ってもいいのかなと。
気になっているストラップは以下の通りです。
これはストラップの着脱が素早くできて、カメラ好きのブロガーさんが良く使っているイメージ。
ハンドストラップもセットでついて1,480円だからすごく迷います。
こっちはストラップの長さを一瞬で変えられるタイプ。
PENTAX K-30を使っていたときに幅広タイプを使っていたけれど、すごく便利だった。
幅が細い25mmタイプが出ているので、ぶっちゃけこっちの方が気になります。
レンズフィルターは必須
レンズフィルターって意外と高いですよね。
これだと2,500円ぐらいしてしまう。
でも今回はレンズフィルターが守ってくれたわけで、未装着だったら間違いなく修理確定だったと思います。
そう考えるとやっぱりレンズフィルターは必須。
どんなレンズにもレンズフィルターを取り付けようと決意した瞬間でした。
初心者こそ基本に忠実に
一眼カメラを買って10年以上経つけれど、カメラの腕は万年初心者と自負しています。
だからこそ横着をせずにストラップを首にかけて、落下という事故には気を付けていきたい。
今回は高さも大したことは無いし、単焦点ってこともあってかレンズとカメラは無事だったけれど、手元やテーブルの上から落としたら間違いなく故障するでしょう。
大事な機材を長く使うためにも、基本に忠実にストラップは必ず身体に掛けてカメラを使っていきたい所存。