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LUMIX DC-GF9 コンパクトミラーレスの傑作機

2022年3月14日

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私のカメラ遍歴

私の初めての一眼レフカメラは、PENTAX K-30でした。

そこからカメラを買い足していって

  • PENTAX Q
  • オリンパス E-PL5
  • オリンパス OM-D E-M10 Mark3
  • パナソニック LUMIX DC-GF9

を所有し、現在はこのうちE-M10とGF9を持っています。

マイクロフォーサーズは機材が小さく、お出かけや旅行の時に使い勝手がいいですね!

GF9は発売が2017年と2022年時点で5年前の機種ですが、入門機としてとても優秀なカメラですよ!

後継のGF10とも、カメラとして基本的なところはほぼ同じなので、現行のGF10/GF90も良機種だと思います。

LUMIX DC-GF9

軽量コンパクト

大きさは同じくマイクロフォーサーズのO-MD E-M10と比べてもひとまわり小さいです。

EM10はボディ内手ぶれ補正を搭載しているので大きいですが、それでもボディ内手ぶれ補正がないキャノンのEOS Kissmとほぼ同じ大きさです。

APSーCの似たようなミラーレスと比べると、とても小さいです。

また本体は269gしかなく、一眼レフカメラとしては破格の軽さです。

ボタンは少なめ

ボタンは必要最小限って感じです。

でもそのおかげでボタンが過密にならず、押しやすいです!

ボタン配置や表示もよく設計されていて、かなりわかりやすいです。

上向チルトが万能

E-PL5も上向きチルトでしたが、下向きチルトもできる機種だったので、やや変則的で使いにくかったです。

GF9は上向き専用なので、余計な機構がついておらず、シンプル軽量に使うことができます。

子どもの撮影や旅行先での撮影が多く、下向きチルトをあまり使わないのでとても使いやすいです。

ボディ内手振れ補正がないカメラで下向きチルトを使っての撮影は厳しいところがあるので、上向きチルトで助かります。

ファンクションキーが多い

ファンクションキーが物理ボタンが3つ、タッチパネル内に5つの計8つ設定できます。

欲しい機能がすぐに呼び出せるのはいいですね。

わたしはデジタルテレコンを使う頻度が高いので、物理ボンタンに設定しています!

動画性能も十分

最高4K30fps、ビットレート100Mで撮影できます。

FHDは30fpsでビットレートが20M、60fpsでビットレートが28Mとあまり高くないですが、十分な性能に仕上がっています。

手ぶれ補正なし

手振れ補正は全くありません。

なので、手振れ補正が必要な場合は、手振れ補正を搭載したレンズを使う必要があります。

ただ電子手振れ補正がなく、電子手振れ補正特有の歪みが発生しようがないので、定点撮影ならコンパクトな筐体からは想像もできないよう案高画質な映像を撮影できます。

メカシャッターは4000が限界

シャッタースピードはメカシャッターだと、1番早くしても1/4000です。

なので屋外でF1.8のレンズを開放で撮影した場合、シャッタースピードが足りないことが頻繁にあります。

Kー30は1/6000で困ることは少なかったので、4000と6000の差は意外と大きかったです!

バッテリー持ちは悪い

筐体がコンパクトなので、バッテリーのサイズも小さいです。

バッテリーは680mAhしかなく、静止画は約210枚、動画はFHD60fpsで約60分しか撮影できません。

スペック上の話なので、実際のバッテリーの減りやすさはもっと早いと思います。

しかし家族旅行で使う程度であれば、バッテリーは切れたことがないので、がっつり撮影旅行!とかではないなら気にしなくてもいいかも
しれません!

タッチパネルは誤タッチしやすい

筐体に対してモニターのサイズが大きいので、うっかりモニターに触る場面が多いです。

多い誤作動は、オートフォーカスの点が意図せずズレてしまって、「いつまでたってもフォーカスが合わないなぁ」ってことが多々あります!

AFを1点で使う人は、注意したほうがいいかもしれません。

大満足の一台

2017年発売のカメラですが、全くもって大満足の一台です。

PENTAX K-30の大きさと重さから買い換えたのですが、軽さとコンパクトさは正義であるとよくわかります!

カメラとしての性能も、現在のカメラと比べても遜色ありませんし、スマホとは雲泥の差です。(スマホはスマホでいいところありますが!)

GF9に限らず、コンパクトなミラーレス一眼のいいところを感じることが出来た逸品でした!

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