屋外&車用クリーナーが欲しい
我が家にはマキタのコードレスクリーナーが2個あります。
工具メーカーのだから雑に使おうと思って車内掃除とかに使っていたけれど、サイクロンアタッチメントの中で小石や砂塵が暴れまくって傷だらけに。
掃除機も想像以上に汚れるから、毎回の水洗いが必須になってめちゃくちゃ面倒。
ということで、気軽に使える屋外用コードレスクリーナーが欲しくなったわけです。
マキタのも買おうかと迷ったけれど、ハイコーキならバッテリー付きで1万円以内。
それに7.2Vなのに吸引力もそこそこというレビューもあって、ハイコーキのR7DAに決定。
正直、物が増えるのは好きではないんだけれど、軽い掃除機マニアでもあるしR7DAはレビュー数も極端に少なかったから、レビュー系ブロガーの端くれとして人柱になるべく買いました。
まぁ天下のハイコーキのクリーナーだし、安パイをとってはいるんですが。
HiKOKI R7DA コードレス掃除機
スペック
機種名 | HiKOKI R7DA |
---|---|
吸引仕事率 | 強:20w / 標準:15w / 弱:6w |
連続使用時間 | 強:10分 / 標準:12分 / 弱:20分 |
集じん容量 | 560mL |
充電時間 | 約90分 |
重さ | 1.0kg |

箱はコンパクト。このまま持ち運びもできるレベルです。

内容物はこれだけ。本体+ACアダプターです。

集じん方式はフィルター式。
マキタのCL108のようなカプセル式になっています。
HEPAフィルターもついていないから、紙パック式よりも塵をキャッチする性能は低い。
だから排気がキレイな方がいいなら紙パック式の方がいいだろうけれど、今回は屋外用として買っているからカプセル式を選択しました。
サイクロンアタッチメントが付いていた方がフィルターが汚れず便利だけれど、軽量化を優先すると無いほうがいいです。

ヘッドにも余計な機能がついていないから、髪の毛が絡まったりすることもないです。
ちなみに先代のR7DLと比べると、スペックを見る限り違いは外観のみ。
排気の周辺の形状が少し変更されています。
R7DAはR7DLの後継機だから、買い替えるならR7DAを買えば使い勝手はそのままで運用することが可能。

マキタのコードレスクリーナー(サイクロンアタッチメント+ショートパイプ装着モデル)と比べても、サイズ感はほとんど同じ。
メーカーが違っても、同じように使えます。
除じん機構(特許)を搭載

マキタと違うのは、ダストケースに除じんブレードが搭載されていること。
ちなみにこの機構は公式サイトによると特許のようなので、ハイコーキしか搭載されていない機能となります。
ダストケース内に見えるゴムベラみたいなのがこれ。
このダストケースは取り外すときに回転させるんだけれど、このときにブレードがプレフィルターにとりついているホコリを除去してくれる。
おかげでプレフィルターに取りつくホコリが捨てる度にある程度除去されるっている理屈です。
ちなみに使ってみての感想だけれど、ある程度ホコリは取れるものの取りこぼしは必ずある。
プレフィルターとブレードには1mm弱の隙間があるから、ブレードだけでフィルターに付いたホコリを除去するのは無理です。
7.2Vなのに吸引力が良い
このR7DAに搭載されているバッテリーは7.2V。

7.2Vっていうのはコードレスクリーナーとしてはパワーが低くて、吸引力は望めないっていうのが普通。
バッテリーもなかなか小さいです。
でもR7DAは7.2vなのに吸引力がそこそこあります。
普段マキタの10.8Vのコードレスクリーナーを使っているけれど、吸引力だけならR7DAの方が強いかもしれない。
まぁフィルターが紙パックと比べてスカスカだから、空気が通りやすいっていうのはあるだろうけれど、それにしても良い感じの吸引力です。
しかもマキタと比べて音が静か。
マキタのコードレスクリーナーは結構うるさいんだけれど、R7DAは比較的静かな作動音。
それでもコードレスクリーナーだから、真夜中にスイッチオンするにはうるさいですが。
7.2Vだからって吸引力が弱い事はなく、値段なりの仕事はします。
使用してのデメリット
除じん機構があっても汚れる
除じんブレードが搭載されているとはいえ、やっぱりカプセル式だからダストケースは汚れます。
本体とダストケースの隙間にゴミが取りつくから、ダストケースを回転させるときにジャリジャリ音がする。
毎回掃除機で隙間のごみを吸うか、水洗いしないとキレイにはならないから、そこは割り切って使うしかないかな。
やはり手軽に掃除出来て掃除機も清潔に保ちたいなら、マキタの紙パック式コードレスクリーナーを買った方が幸せになれると思います。
バッテリーを付けたまま充電
R7DAはバッテリー取り外し式。

でも充電は本体にACアダプターを挿して充電する方式だから、バッテリーが1個なら取り外すことはないでしょう。
それに専用充電器は別売り。
7.2vのバッテリーはマキタ10.8Vバッテリーと価格差はないから、バッテリーを付け替えて掃除するなら10.8Vモデルを買った方が後々使い勝手が良いと思います。
充電時間も90分ぐらい必要。
マキタの10.8Vバッテリーは専用充電器で20分ぐらいで充電完了するから、そのあたりも10.8Vの方が使い勝手がいいです。
マキタのサイクロンアタッチメントは工夫次第で取付可
HiKOKIにも後付けサイクロンアタッチメントは用意されているけれど、14.4Vからしか使えないし、サイクロンとフィルターとの距離が近いから、フィルターがすぐに汚れる。
マキタのサイクロンアタッチメントはフィルターとの距離も離れているから、汚れにくいのが特長です。
とはいえ向こうはマキタ、こっちはHiKOKIだから、互換性はなし。

こんな感じでヘッド側は挿すことはできるけれど、ちょっとしか挿さらないからパイプにテンションが掛かって破損するおそれも。
本体側はスカスカ。養生テープで巻けばハマるようにはなるから、そのあたりは自己責任で。
総じてオススメできる格安コードレスクリーナー
価格は1万円で7.2v / 吸引仕事率20Wとスペック上は大したことはない掃除機。
でもいざ使ってみると、吸引力はそこそこあって軽くてゴミ捨ても比較的簡単と、スペックには表れないところで使い勝手がいいコードレスクリーナーでした。
Amazonとかで売っている中華クリーナーより断然いいです。
マキタと比べて価格も安いから、とりあえずコードレスクリーナーが欲しいならR7DAはオススメできる掃除機です。